今朝のテレビからの情報でDJの坂上みきさんが妊娠していることを知った。それはおめでたいのだが彼女の年齢を聞いて耳を疑った。47歳で結婚した後、不妊治療をおこなってきたとも伝えていたが、それってどうなの? いいタイミングで子持ちになった我が身には分からない苦労があるのは察する。それにしても47歳からの不妊治療ってOKなのか。子どもが欲しくてたまらない夫婦はたくさんいるだろう。これだけは自然に逆らえないと思ってきたが医学の進歩によって、ある程度の確率で授からない子も授かるようになってきた。これは良いのか悪いのか、そこが問題。50代になって子どもを産むなんて自殺行為のようにも思えるし、生まれてくる子も可愛そう。大体無事に生まれるのか? 仮に健康体で生まれても親と過ごす時間が短いに決まっている。そこら辺の事をどう考えて出した結論なのか。他人事とは言え嫌悪感を持った。
体調がすぐれない父を見舞う為、実家に帰った。暑くて大変な2泊3日だったのに体内調節が出来なくなっている父は30度の室内でも暑くない、と言う。7月に入って今年初めての真夏日には軽い熱中症の症状が出て母を心配させた。本人には暑いとの自覚がまるでない。汗はじわっと額あたりにかいてはいても暑い、との認識はない。これだから高齢者の熱中症患者が多いはずだ。いつだったかも80代の夫婦がビニールハウスでの作業中に倒れて亡くなっていた。それはそれで幸せな最期だとも思えるがそれは他人事だから思えること。身近なところでそんな亡くなり方をされたらショックに違いない。夏はこれから。のどが渇いていなくても水分補給を忘れないように、暑さを感じなくても室温が28度以上になったらクーラーを掛けるなど気をつけてもらわないと。汗っかきの我が身からすると暑さを感じないなんて羨ましいかぎりなのですが・・・・。
この3連休って何の日なんだっけ? と遂考えてしまった。いつからかいくつかの休日を第3月曜日に持ってくることになり、何が何やら分かり難くなった。しかも海の日なんて何の為に作ったのかもイマイチ分からず。休日を増やすことに反対ではないが、意味もないお休みの日はなんだかなぁと思える。学童期の子どももいなくなった今、休日であろうがなかろうがどうでもいい話しではあるが。それに先日もバイト仲間と話したが、学校にもクーラーが取り付けられているところが多く何のために夏休みがあるのかと。昔はクーラーも扇風機も教室にはなかった。蒸し風呂状態の中では授業にならない。だからこその夏休みだった。今や快適な教室がそこここにある。だったら休みもなくしていいんじゃないの? 或いはもっと短縮していいんじゃない? 我が家にはガキがおらんのだからどっちでもええか。
本屋で見つけて購入した文庫本”青豆とうふ”。これは共にイラストレーターの安西水丸さんと和田誠さんが交互にイラストと文章を書いた面白い趣向本。彼らのイラストにはそれぞれに独特の味があってどちらのファンでもある。だから余計に面白く感じたのかも知れないが、彼らの若かりし頃の感性にはやはり、と思わせるものがあった。不思議だったのは文章が似通っていた点。ふたりがリレー形式で文章を綴っているのにまるでひとりが書いているかのような錯覚に陥った。それも大変簡潔な文で恐れ入りました。安西さんのどこか力を抜いた感じのしたたかさと和田さんのぬくもりを感じる暖かさ。それに次ぐイラストレーターが登場しないのはちょっと寂しい。
朝っぱらから子連れで出かけるな、とは言わないが通勤の満員電車にベビーカーをきちんとたたみもせずに乗っている親子連れってどうなの? うだうだとおばさんならではの言い回しはしたくないのだが、今回は特別。混みこみ電車が苦手なので無理して早めの電車に乗った。そこで他よりもやや空間がある場所があったので乗り込んだらそこには先の親子連れがいたって話し。3歳くらいの双子? だか年子の男女児を連れた推定年齢30歳前後の母親。そして最初は全く気が付かなかった父親(他人ぽい感じだったので彼らの親だとは分からなかった)がいた。やや混んでいる車内で子どもたちはテンション高く陽気にはしゃぐ。隣に立つおじさんの足に当たろうが鞄によりかかろうが大きな声をだそうが母親(もちろん父も)知らん顔。こちらは足元にあるベビーカーの車輪が時々足に当たって気になった。まるで注意しない親って本当にいるんだ、と驚き。しばらくして彼らが立っていた側(ドア付近にいてとても邪魔)の扉が開いて、ドドッと人波が向かう。そこで初めて事態を把握。「思ったより人が下りる~」と母。私もそこが下車駅だったのでその後の事は分からないがどーにかならんのか、ああいう類の親たちは。どーにもならなくても親になれるんだよなー。