リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2012年7月7日 ドラマ・北の国から

2012-07-07 17:08:30 | Weblog
 長い事続いたシリーズの最終章をさっきからテレビで放送中。暇に任せダラダラと観ている。先日亡くなった地井さんも元気な姿を見せていて何だか懐かしい。ついこの間、のつもりでいたら2002年って事はすでに10年前なのですね。そんなに時間が経ったのかと思う場合がこの頃増えた。それだけ年をとったって話しですね、これは。それに同じドラマを観ていても感じ方が違う。以前だったらもう少し遠くにあった死がだんだん近づいて来た。だから死をテーマにした話しには若い時なら何となくしか分からなかった。今はそれがよく分かるつもり。これからますます現実的になるのですね。夫婦のうちのひとりが欠ける。いずれはその日が来るのだけれどまだ先、と思いながら生きている。どっちがどうなるのかどちらにも分からない。夫婦になった時からどうなるのかが分かっていたら夫婦にもならないか。そう考えると若いうちだからこその出産だったよな、と思う。産む、生まれるは必ず死に結び付く。永遠の別れからは逃れられない。そこに向き合い出したらとてもじゃないが子どもを産もう、なんて思えないんじゃないか。たかがドラマなのだがそんな事を感じながら観ている。

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