２０１２年７月２日 新宿・紀伊国屋書店

　書店はこうじゃなくっちゃ。と思わせてくれたのはやっぱり、老舗・紀伊国屋書店。若い頃そこに行くと本好きのおにいさん、おじさんたちがわんさといて圧倒された。せんしゅうの金曜日の夜仕事帰りに久しぶりに寄ってみた。相変わらずの混雑ぶりではあったけれどこちらもだいぶ年を重ねたせいか、気後れすることもなく淡々と選んだ。読みたいと思っていた本がそこここにあって大満足。他の書店では取り寄せないとないようなものが平然と並んでいた。当たり前と言えば当たり前の商売をしているだけのことかも知れない。他の店が怠慢とも言えるし。けれど自然にその姿で商いをするのは大変な事なんじゃないかと思う。また行きたくなる店。なかなかないじゃないのそんなのって。大事にしたい。