昨夜は最終話。犯人が誰なのか？ と途中からこの人？ と疑っていた人が結局犯人だった。こじ付けっぽくてやや説得力には欠けていた様な。そうは言ってもあのまま柄本明が犯人なのも変だったしな。だからって通り魔の犯行もあり得ない展開。けどそこで今まで親身になって働いてくれていた筈の事件当時から関わってきたベテラン刑事が犯人ってのもどうなの？ これはあり得る線だからこその犯人設定なのか。東野圭吾もよー分からん。いつもこれは違うでしょ、と思える人が犯人なんだもの、私にとっては。彼の意見に同意する人も多々いらっしゃるのでしょうがなーんかいまひとつ理解出来ず。頭の構造が違うのでしょうね、何たって彼は贅沢にも理系の頭脳もお持ちだから。分からん。ラストの救いは望んでいた様に３兄弟が不幸な結末ではなかったところ。淡々と続く日常があって何だか落ち着いた。
今月６日に亡くなった作曲家の遠藤実さんに”国民栄誉賞”を贈ろうとする政府の方針が明かされた。ふ～ん。何だかよく分からないがそうなんだ、と思う。この賞の基準は曖昧。”国民”などとうたいながら国民の考えはそっちのけで何故か？ って感じで毎度受賞者の発表がある。マラソンの高橋尚子、歌手の美空ひばり、俳優の渥美清、大相撲からは千代の富士、野球界の王貞治ととり止めのない受賞者たち。もちろん彼らは各界で大変な働きをしてそれこそ功績を残した方々。それは分かる。けれど、それと”国民栄誉賞”が何だか結びつかないのだ。だいたいその賞自体が胡散臭くない？ 国民に優劣をつけていいのか。選ぶのも一部では「広く国民に敬愛されて前人未到の業績を残した人に首相の決定で贈るもの」と言われているがこれでいいの？ なんだかおかしいよ。これでは首相の独断と偏見で決められる賞とも言えない事もないでしょう？ 変なの。こんなのなくてもいいのでは？ と思うがそれは危険な考えなのかなぁ。
かつての大ヒットアメリカ刑事ドラマ”コロンボ”。当時も再放送、再々放送共に楽しみに見た記憶がある。昨日聞いたニュースではそのコロンボ役だったピーター・フォークさん（８１）がアルツハイマー病に陥っているそうで。コロンボ以外の役を知らないので大した思い入れはないものの、ややショック。８１歳まで生きればこんな事態もないわけではなし。ご本人の症状は人の区別が出来ないほどだそうで。これからどこまでいくのかは分かりませんが、生きている限りは進行はしても治る見込みはない。辛い病だよね。周りで支えている人々の思いはどうなのだろうか。お嬢さんが介護をしているそうで。なんともやりきれないよな。仕方がないとは思いつつ踏ん切りはつかない。お大事にとしか言いようがありません。
昨日でひと月と十日ほど働いたお歳暮の短期バイトが終わった。本当ならあと３日はシフトに入っていたのだがあまりにも受注件数が少ない為に、早めに終わったのだ。派遣社員みたいね、これでは。ま、私の様な主婦兼ときどきバイトの気楽な立場の者にとっては済まされることだがこれに生活がかかっている人は大変でしょう？ たとえ３日にしても仕事がないのは辛いのではないか。それにしても今回のお歳暮商戦は悲惨だった。通常お中元よりもお歳暮を贈る人は多く、裏方は大変な思いをするものなのだがそれがなかった。大変な働きをした日がないのだから。これで店は大丈夫なのですかい。他人事ながら気になる。来年のお中元時に採用してもらえないかもしれないし。このままだったら人員削減も半端ではなくやるしかないでしょう。私が働いた所に限らず今回は皆、苦戦されたのではないかしら。景気が回復しないことにはこの業界に明るい未来はない。もっともどの業界でも同じことが言えるのかな。何とかしてくれー。救世主は誰なのか？
「ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした」と詫びる関係者の謝罪会見を見た。心底言っている感じは受けなくて違和感が残った。仕方がないから言っているって感じがありありで。こんな会見ならしない方が良かったかもね。それにしても運転士たちが折り返しの時にささっと隠れる様に喫煙していた事実が何だか悲しい。そこまで自由がなかったのかとも思えるし、どうして規則を守れなかったのかと仕事に対する甘さも感じる。客には終日禁煙とうたっていたのに自らは勝手に吸っていた。ってことでしょう？ これはまずい。しかもポイ捨てがいけない。少なくとも携帯灰皿を持参すべきだったのではないのか。新聞に載っていた写真を見たがひどい状態。今回の都営三田線の白金高輪駅以外にも幾つかの駅で、常習と思われる運転士の吸殻が見つかったとか。悲しいねぇ。こんな世の中。運転士たちの意識の低さにはビックリ。同じ職の人中には迷惑と感じている人もいることでしょうね。その方々にはお気の毒様としか言えませんが。
