瀬戸物屋さんとしてはこのところ気に入っていた店”田窯”。今日、久々に行ってみた。陳列品はともかく、店側のあり方に文句のひとつも言いたくなった。私が出向いたのは菊屋橋本店。とは言え支店がどこかにあるのかそこは謎。で、そこは焼き物にうるさくはない客からしたら、1階と2階に商品が並べられていてまずまずの品揃え。そりゃ玄人が行く様な店ではないかも知れないですよ、場所も場所だし。けど、店員も若い女の子が多いわりには躾も行き届いていて好感が持てていた今までは。で、本日。2階でゆっくりとお気に入りを探していたら、どっかの業者らしきおっさんが現れて店長に挨拶と大声で話し出した。そこを図書館や美術館と同じ様に感じていたこちらは一瞬でその思いがふっ飛んだ。静かに買い物を楽しみたい空間ってあるでしょう? 勝ってな思い込みだけれど個人的にはそう思っていたのですよ。いけませんかこう感じていては? 相手をしていた店長もまだ若いから仕方がないのかな。いきなりの大声のオヤジにぺこぺこしつつ名刺交換をしておった。それも仕事だからしょうがないか。でも商談って言うか、業者とのやりとりは一般客とは別に接して欲しいよね。我がままな事を言っているのはこっちかいな。よく分からないがこちらも一応客なのでお願いします。もっとも本日は気分を害したので何も買わずに帰りました。
ボーッとしつつ昨夜は”Mー1グランプリ”を見た。中身がない事は分かっていたけれど遂、見てしまった。そんな中で気になったのは”キングコング”の梶原くん。今まで彼らの漫才を聞いた事はなかった。その為か何なのかは謎だけど、梶原くんって漫才が好きなんだな、本当に。バラエティ番組で見せるアホらしさとは異なっていて特別な真剣さを感じた、彼からは。相方の西野くんやその他あの舞台にいた人たちは多分皆、マジだったとは思うけれどそんな中でも際立っていた。決勝の出来は確かにいまひとつ。最初のラウンドでの店員と客のやりとりのネタ、これは凄かった。たかが漫才。けどそれにここまで懸命になる、これもまた才能のひとつでしょう。通常のアホな梶原くんからは目を背けたくなるけれど、漫才師としての彼には魅力があるなぁ。対する西野くん、彼はいただけない。中途半端過ぎるのだ。ただ怒鳴っているだけで芸もない。どれだけ梶原くんに助けられているのかその自覚はあるのか。分かっていないよな、きっと。分かっていたらもう少し磨いてる筈だもんな、自分自身を。大変だねぇあの世界も。
昨夜20歳の次男が久々に帰って来た。久々とは言え、家出をしていた訳ではない。彼は春からひとり暮らしを満喫中。さて、問題はここから。この子はあーだこーだといろいろと悩みが多い。それで将来の自分像もなかなかつかめずにいる。来年は大学3年生。就職活動も始めなければならないと言うのに。会社に勤める姿が想像出来ないらしい。かと言って他にどんな才能があるのか。これまた未知数。本人なりには考えているらしいのだが現実味を帯びない。若い時はとかくそんな感じで時間が過ぎるもの。言っている事は分からなくはない。けれどもっと大人になってくれと、願わずにはいられない。子の将来は私のものではない。だから本人の責任の下何とかして欲しいのだが親としては知らん振りも出来ず・・・・。なる様になる。これしかありません。如何にこっちがやきもきしたところでどうにもならん事は存在するのだ。頑張れ息子。陰からひっそりと応援だけさせてもらうので。
20年も前に公開された映画を昨夜テレビで見た。時代を感じる車やヘアースタイルなどは見ていて飽きなかった。そうそう、こんな感じだったと思い出に浸った。20年ってあっと言う間なのですね。赤ん坊が成人しているのだから全然あっと言う間ではないのですが。いろんな事があるわな、そりゃ。十朱幸代が何たって若いし色気と女の強さが出ていて凄かった。劇場に足を運んでまでは決して見ない映画だけれどテレビでだと何となく見てしまった。内容はやくざものゆえの抗争あり、博打シーンあり。おまけにラストはこれまた兄貴分がまり役の村上弘明が無残な死に方をして妙に印象に残った。気の毒だけれど或る意味幸せな死かもしれない様でして。殺されておいて幸せな死はないか。人生は様々だ。てな事を感じた。
約2ヶ月に及んだ”お歳暮”のバイトが本日終了。思い起こせばいろんな事がありました。たった2ヶ月とは言っても勉強になる事もたくさんあったなぁ。感慨深いものを感じたりもして。今年の仕事は今日でおしまい。今年も頑張った、私なりに。辛い日もあったけれど何とか乗り切ったし。このところ短期の季節労働的なバイト生活が続いていてこれはこれで気楽だしいろんな人と関われて面白い。来年はどんな働き方をするのか。また、同じ様に過ごせたら幸せ、なのでしょうね、きっと。元気に楽しく過ごせたら他には何も望みません。なーーてね。実際のところはどうなのか分からないけれど。やれるだけの事はやって行こう。それしかないものね。それにしても”お歳暮”ってくだらないなあと思うのは私だけだろうか。こんな形で贈り物をする事に何の意味があるのか。わからんなぁ。それでバイト代を頂いたのですから大きな事は言えませんけれどね。