リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2007年12月13日 岡本太郎

2007-12-13 17:25:43 | Weblog
 原爆が炸裂した様子を描いたとされる壁画”明日の神話”。メキシコで数年前に発見されて現在は日本に帰って来ている。その展示場所にアトリエのあった東京・渋谷と万博の太陽の塔でおなじみの大阪あたりが候補にあがり、ただいま選考中との事。以前は彼の作品の力に圧倒されてただ、凄い! と思っていたのだがこのところどうも駄目。あれらを見るとめまいがしてくる。実際にくらくらするわけではないけれど、くらっとしかけるのだ。色合い、強いタッチなどに参ってしまう。この好みの変化は何なのかと自分でも不思議。しかし受け入れられないならば仕方がない。狂気さも魅力のひとつだったし決して嫌いになったつもりはないのに。体が受け付けないとはこうゆう事か、と我が身に起こった事なのに他人の出来事の様に感じている。ですので設置場所がどこに決まろうとも私は見に行かない。ごめんなさい岡本先生。ファンの多くはすぐに駆けつけるでしょうけれど。

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