「先生はいじめられっ子だった」と副題のついた本、「未来のきみが待つ場所へ」が大そうな売れ行きらしい。その著者、宮本延春さんってどんな人なのだろう。家庭環境に恵まれず、16歳で母親を18歳で父親を亡くし一人っ子だった為天涯孤独の状態に。加えて、小学校2年生の頃からクラスメートのいじめにあい何ともしんどい時間を過ごして大人になった。その後ひょんな事から物理学に目覚めて独学で受験勉強をし、定時制高校から名古屋大学の物理学科に進学。更に大学院にも進んだらしい。現在は母校の全日制の高校の数学科の教師をされている。変わった経歴の持ち主。それに相当な努力家。並大抵の努力ではここまで来れない。何とも凄い。著書はまだ手にとっていないが、生きる力を届ける言葉って一体っどんな言葉なのか。今の子ども達にその言葉は果たして届くのか。興味をそそられる。
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