２０１５年１１月４日 深田久弥・百名山

　何年前になるのか時間が経ち過ぎて忘れたが、ＮＨＫの番組で深田久弥さんの百名山を紹介する人気番組があった。山男のダンナの影響もあり息子たちとそれを見て、山の魅力を少しは理解出来た気がしていた。ゆったりとした作りの番組で幼い息子たちと見ていても心が豊かになる感じを受けた。それからかなりの年月が経った昨夜、同じくＮＨＫ・ＢＳでそれに纏わる特集をしていた。以前のシンプルな番組構成とは異なり、お笑い芸人や俳優、女優、作家などが入り混じりまとまりのない感じ。初めの数十分しか見ていられなかったが、改めて山の美しさは感じられた。映像の力って凄い。昔は良かった、と言うと自分がかなりの年寄になった気分で嫌な気がするが、今のテレビ番組の構成は良くない。どんな人たちが製作しているのか。視聴者が望むものを作るのが制作者だから、視聴者のレベルに合わせるとこうなるのだなとは思わないではないがそれにしても酷い。ただ山を紹介するのではなく、人が上る様も映そうをなるとああなるのか。先に見たものと今回の番組は趣旨が多少、違うので無理からぬ事なのかとは思う。けれど、今のテレビ全般が見るに堪えないものが多いので遂不満を言いたくなった。深田久弥さんには何の関係もないが・・・・。山に登れば、そんな事は他愛もない事と笑い飛ばせるのかもなー。まだまだですネ。