森田芳光監督に失礼じゃない? と思えたのが今夜放送されたドラマ・家族ゲーム。ほんのちょっとしか見ていないのだが、って言うか見るに耐えなくて直ぐに消した。見た部分が丁度くだらない場面だったのかなぁ。お母さん役の鈴木何とかさんとお父さん役の関西の芸人と子どもの主役(彼は小学生? どう見ても子どもなんだけど)らしい子が出ている場面を30秒くらい見て終わった。普通以上に見える環境に住みながらもそこに適応できなくて苦しんでいるらしい子をどーやって表現するのか。制作側の意図がつかめん。映画化された1980年代前半は大人も子どももそれぞれに、表せる悩みがありみている者たちも共通の問題として捉えた。しかし、現代はどう? 悩みも個々にありそれぞれがそれぞれに生きている。共通項なんてあるようでなし。そこに家族ゲームなんて持ち込まれてもなぁ。別の視点でそれを表現しようと頑張るつもりなのでしょうけれど果たして? 分かる人には分かってもらえるのか? 違うと思うけどな・・・・。映画の家庭教師役・松田優作さんの演技が懐かしく思い出される。