若い頃の誕生日は苦手で年をとる事をマジで嫌がっていた。だんだんと元気でその日を迎えられる事のありがたさが分かり、「おめでとう」の意味を理解できるようになると誕生日、っていいものだなと思えてきた。20代や30代ではこの心境にならないだろう。しわやシミ、肌の衰えや行動力のとろさなどいくつもの老化現象があらわれて、年をとるのは嫌な事、と思い込んでいた自分がやや恥ずかしい。年齢を重ねて分かってくる事もたくさんあるのだ。もっとも見た目はどう頑張ってもやっぱりそれなりになってきて、鏡をみてはハーッとなってしまうが。ただ溜息をついていても時間は逆に流れてはくれないのだからそのアホな行為はいい加減にやめないとね。あーだこーだと言いつつ、この1年もとにかく無事に過ごしたい。