リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2010年11月17日 ブルータス・映画監督論

2010-11-17 16:45:13 | Weblog
 映画監督特集をやっているので”ブルータス”を買った。この本まだあったの? って感覚だったけど真面目に作っていたのですね。偉い! 日本の監督と海外者監督がごちゃ混ぜになっているところも面白い。圧倒的に男性が多いのは仕方がない社会なのか。西川美和さんと横浜聡子さんが頑張っている。彼女らの作品は好き。新作も観たい! と楽しみにしているのだがなかなか上手くは運ばないのかしら。企画を持ち込んでもかたちになるには時間が必要。待っていても事は進まないし待っていたところでゼロになってしまう事も多々あるのだろう。この度、やっと公開される”ノルウェイの森”にしてもトラン・アン・ユン監督はなんと、16年も前からこれをやろう、と決めていたそうで。執念が実って素晴らしい結果となったようでよかったですね。こうして思いが通じればいいが、って世界なのか。でも以前と比べたら小さな映画は公開される機会が増えたようにも思うが・・・・。違う? 大会社の大作は別にして小さいながらも秀作と呼ばれるものは結構目にするもの。30代~40代の若手監督の活躍に期待大!

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