リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2010年11月13日 松井久子監督

2010-11-13 17:27:51 | Weblog
 映画・”レオニー”。彫刻家イサム・ノグチの母親を描いた作品だそうで。大変な時代(外国人に対して偏見が大きかった)にアメリカからやってきて慣れない日本で子どもを育てた母
の姿。松井監督の作品はテーマが面白い。これまでの”ユキエ”“折り梅”もそうだったように他の人では掘り下げない様なものを選んで作り出していく。この人の底力は何? どこにそんな力を貯め込んでいるのか。離婚後から生活が一変したらしい。そりゃそうだ。女性の多くは離婚すれば即、生活に困る。しかもひとり息子を抱えての事。それまでもやっていた(?)雑誌ライター~芸能関係~映画の世界へ。人一倍の苦労人だからこその今なのでしょうか。実際の年齢より若々しく素敵な人。どうしたらこの様に年をとっていけるのかなどと思ってしまう。”レオニー”はたぶん観に行かないと思うが、(何故なら、中村獅童が苦手)今後も注目していたい監督のひとりだ。

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