今更、尾崎豊でもないかと思いつつ回顧番組をチラ見。透き通るような歌声とはよく言ったと思う。まさにそんな感じ。しかし時代が時代だったなぁとつくづく思う。彼が亡くなったのは1992年4月25日。あれからすでに18年だものね。本当にあっという間の出来事だった気がする。あの時代にはまだ熱いものがあった。すべての人に受け入れられたわけではないがかなり多くのファンがいたのだから。今だったらどう? あれを受け止めるのはきついんじゃない。あの熱い語り、詩はどこから生まれて来たの? 苦しんでもがいていたのもよく分かるし相当つらかったのでしょう、本人は。悩み苦しんだからこその歌。単に男と女があーだこーだの内容じゃないものね、彼のは。多くの他のアーチストたちはそこらへんの事を長々と歌い継いで来ているのにさ。色が違う。簡単にさらりと楽に生きたいと願うこちらとしては何ともヘビィで聞いていて苦しかった。どこかに懐かしさもあるけれど今はちょっと耐えられない。ずっと彼のファンで有り続ける人たちには今も心地よく感じられているのだろうか?
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