スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

ヒューリック杯棋聖戦&妹のHbA1c

2023-07-20 19:03:40 | 将棋
 18日に岩室温泉で指された第94期棋聖戦五番勝負第四局。
 佐々木大地七段の先手で相掛り。終盤まで白熱した戦いになりました。
                                        
 後手の藤井聡太王位が歩を成った局面。☖2六香と飛車を取ることができたところですが,そう指すと☗5五桂☖5四銀☗9二飛で負けとみての勝負手だったとのことです。
 実戦は第1図から☗5五桂☖5四銀☗3四香と攻めていったのですがそこで☖7八とと金を取って後手の勝ちになりました。勝負手が功を奏した形です。
 ☗3四香ではなく☗7三香と打つ手があり,これは先手の勝ちでした。
                                        
 変化手順の一例は以下の通り。☖7八とも☖2六香も先手玉への詰めろにならないというのが重要です。
 第2図は☗7三同桂と取る一手。そこで空いた空間に☗8一角と打ちます。これにも☖7一香と受けるのですがまた☗7二角成☖同香で空間を作り☗7一飛と打ちます。ここまで来ると受け難いので☖7八とと取ることになりますが☗7二飛成☖6二桂に☗6三香と打っておきます。
                                        
 後手は先手玉を詰ますほかなくなりました。☖6八と☗同玉に☖9五角と打ち☗7七香☖同角成☗同玉に☖5九角が最もきわどく迫る手順。しかし☗8七玉で詰みません。
                                        
 変化の一例ではありますが,先手に勝ちがあったのは確かでした。
                                         
 3勝1敗で藤井棋聖が防衛。第91期,92期,93期に続く四連覇で4期目の棋聖です。

 午後は妹の歯科検診でした。このためにこの週は前日に妹を迎えに行っておいたのです。
 この日はクリーニングをした後に,薬品を塗布しました。これは,歯周病が進行していたためです。また,次回の検診のときに,嚙み合わせを矯正するために,被せ物を削るかもしれないとのことでした。そのための準備として,検診の終了後に2階でレントゲンの撮影をしました。
 11月21日,月曜日。妹を通所施設へ送りました。
 11月24日,木曜日。妹を通所施設に迎えに行きました。この週も木曜に迎えに行ったのは,翌日が本牧脳神経外科の通院となっていたためです。
 11月25日,金曜日。妹の本牧脳神経外科の通院でした。前回の通院のときに血液検査をしましたので,その結果が出ていました。
 この血液検査で異常が出ていたのはHbA1cです。3.8%と,下限値の4.6%を大きく下回っていました。実は先日送付された健康診断の結果でも,HbA1cは4.0%でした。これでみればやはり下限値を下回っているのですが,その健康診断ではこれは異常とされていませんでした。というのは,この健康診断では上限値が5.5%とされていて,それを下回っていれば問題なしということになっていたからです。一般にHbA1cの上限値は6.2%であって,これは本牧脳神経外科でも僕が通っているみなと赤十字病院でも同様です。なので5.5%という数値が何を意味するのかは不明です。もしもこれが現在の世界規準ではなく,かつての日本規準を意味するのであれば,その分だけHbA1cも下がる筈ですが,この数値が健康診断でも本牧脳神経外科での数値も同じですから,たぶんそのようなことはないだろうと思われます。ですから数値の意味は不明確ですが,健康診断では糖尿病の有無を検査しているので,ある数値を下回ってさえいれば,それがどんなに下回っていても構わないということで,だから異常とはされていないのだと思われます。
 HbA1cが低いのは血糖値が低いからです。食事を摂取しても血糖値がそれほど高くならないので平均的に低くなるか,そうでなければ低血糖を発症していることが多いから低くなるかのどちらかです。
コメント
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