スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

リコー杯女流王座戦&絆創膏

2022-10-31 19:12:47 | 将棋
 26日に目白で指された第12期女流王座戦五番勝負第一局。対戦成績は里見香奈女流王座が33勝,加藤桃子女流三段が10勝。これはNHK杯の予選の1局を含んでいます。
 リコーの社長による振駒で里見女流王座が先手となり,5筋位取り中飛車。後手の加藤女流三段が香損で馬を作らせる代償に飛車を成り込む展開。僕は後手にとって損ではないかと思いましたが,後手の時間の使い方からみてある程度の研究があった筈で,これで十分だったのでしょう。
                                        
 第1図から☖9九角成とできれば駒損を回復でき,かつ馬も作れるので後手がよくなるでしょう。先手は☗6六歩と打ちました。これは☖同角なら☗7七銀と打つ狙い。ただ先手も見通しが立っていたわけではないようです。
 後手はここで時間を使って☖2二玉としたのですが☗8一馬で駒損が拡大。そこで☖4六歩と突いたのですが☗9二馬と引かれて先手は馬の活用の目途が立ち,これで苦しくなったと後手は感想を残しています。
                                        
 研究があったのは僕は確かだと思いますし,それなら第1図は想定できる局面と思えるのです。なので後手の研究に穴が開いていたのは間違いないと思うのですが,その穴の開き方が不思議に感じられ,謎が残る一局でした。
 里見女流王座が先勝。第二局は来月16日に指される予定です。

 僕は内分泌科通院のときには必ず採血をします。その採血の後にはその部位に小さな絆創膏を貼られます。さらにその上から包帯を巻きます。この包帯は5分から10分すれば外していいと言われるのですが,それを捨てる場所が決まっていますので,僕は内分泌科で受付をするまで待ち,その時点で外します。そこに小さなゴミ箱があって,それがその包帯の所定の捨て場所だからです。ただ,絆創膏の方はその場では剝がしません。それはそのゴミ箱は包帯のみのゴミ箱であるからですし,また,包帯は外してよいと言われますが,絆創膏も同じ時間で剥がしてよいと言われているわけではないからでもあります。僕がこの絆創膏を剥がすのは,その日の夜に入浴するときです。
 ワクチンの接種は採血とは異なり,止血をする必要はありません。ですから絆創膏は貼られますが,包帯を巻かれるということはありません。そしてワクチンを接種した日の夜の入浴は許されていますので,僕は1回目の接種のときと2回目の接種のときは,その入浴の時点で絆創膏を剥がしていました。要するに採血のときの習慣をそのまま踏襲していたのです。ですが3回目となるこのときは,絆創膏を剥がさないまま入浴しました。そうした方が副反応としての腕の痛みを軽減することができるかもしれないと思っていたので,それを試してみたのです。
 僕がそのように思ったのには理由があります。妹は家ではひとりで入浴します。ですが1回目の接種のときも2回目の接種のときも,医療上は許可されている入浴をその日はしていません。これはもしも入浴中に何らかの副反応が生じてしまうと,僕の対応が遅れてしまう危険性があったからです。なので妹は絆創膏を剥がすタイミングがないまま,つまりそれを剥がさないままその日は眠ったのです。
 妹は僕と同じように,1度目も2度目もファイザー製のワクチンを接種しました。僕はそれを接種して腕の痛みを感じましたので,妹にもそれが出るだろうと予期していました。ところが妹はその痛みをまったく訴えなかったのです。妹が痛みを訴えなかったということは,実際に妹は痛みを感じなかったと理解して間違いありません。
コメント
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