スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

農林水産大臣賞典日刊スポーツ賞北海道スプリントカップ&知人の数

2015-06-11 20:25:42 | 地方競馬
 ダノンレジェンドが連勝を伸ばすのかに注目が集まった第19回北海道スプリントカップ
 ほぼ横一列の発馬からシゲルカガが先頭に。ポアゾンブラックが2番手で3番手にはグランヴァンとタイセイレジェンド。外にハードデイズナイトとアウヤンテプイが並び,インにクリーンエコロジー。かなり押してアドマイヤサガスが追走。さらにクロスオーバーがいて,ダノンレジェンドはその後ろになりました。前半の600mは34秒8のハイペース。
 3コーナーで逃げたシゲルカガがリードを3馬身ほどに広げました。2番手はポアゾンブラックとタイセイレジェンドの併走に。シゲルカガはそのまま快調に飛ばし,さすがに最後は一杯になりましたが逃げ切って優勝。直線では迫ったポアゾンブラックが4分の3馬身差で2着。コーナーで大外を回って追い上げた人気のダノンレジェンドはさらに4分の3馬身差の3着まで。
 優勝したシゲルカガは前々走の千葉ステークス以来の勝利で重賞初制覇。前走はダノンレジェンドに完敗でしたし,そのダノンレジェンドより外の枠に入ったので,逃げられるかどうか微妙なところもありましたが,自分のレースをすることに成功。ダノンレジェンドがもたついた感はありますが,今日のところは能力を出し切っての勝利といっていいでしょう。斤量差が有利に働いた面はあったかと思いますが,この距離のレースでは今後も重賞を勝てるスピード能力はあるといえそうです。
 騎乗した勝浦正樹騎手,管理している谷潔調教師は北海道スプリントカップ初勝利。

 理由はどうあれ,オルデンブルクのような人物と頻繁に書簡のやり取りを行っていれば,スピノザの知名度は必然的に高くなる筈です。ですから,スピノザと同じオランダ国内で活動していたフェルメールが,会ったか会わないかは別にして,スピノザという名前を知っていた可能性も高くなる筈です。
 これだけでスピノザとフェルメールが知己になる蓋然性は,スピノザが著名人でなかった場合よりは高くなるといえます。スピノザに対して何らかの関心を抱く可能性が生じるからです。もしもスピノザが無名であったなら,その可能性は皆無であるということと比較したら,蓋然性が高くなっているのは明白でしょう。一方,僕は画家としてのフェルメールの名声が,フェルメールの生存中にも高かったどうかは分かりませんが,もしそうであったなら,同じことがスピノザの側にも発生することになりますから,両者が知己になる確率はさらに高くなることになります。
 さらに,著名であるような人物というのは,元来ある交友関係が,無名の人間よりも広いであろうと想定することが可能です。したがって,知人を介して知己になるという蓋然性も,無名な人間同士よりは一方が著名である方が高くなりますし,両者が著名であるような場合にはさらに高くなることになります。この場合の数値というのは,一般的に無名な人間が有する知人の数と,著名人が有する知人の数の平均値を出すことによって,数学的に明らかにできるものと思います。ただ,僕には実際にそれを調査することはできませんし,できたとしてもそんなことを調査する気にもなりませんから,どのくらいの割合で高くなるのかを示すことはできません。単純に,知人が多い者がふたりいれば,そこに共通の知人が存在する確率は高まるということは,数値を明らかにできないまでも真理です。スピノザもフェルメールも知人は無名人よりは多かっただろうと推測できる筈で,両者に共通の知人が存在する可能性は,その分だけ高かった筈です。そしてもしも実際に共通の知人が存在したとしたら,その人物を解することによって両者が知己になる可能性が生じることは否定できない事実でしょう。
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