スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

棋王戦&決着

2013-03-11 18:43:48 | 将棋
 柏崎市で指された昨日の第38期棋王戦五番勝負第三局。
 郷田真隆棋王の先手で相矢倉。加藤流といわれる最近では珍しい戦型に。中盤は桂馬,角の順で交換になりました。
                         
 8六で角が交換になった後,▲8七歩に飛車をひとつ引いた局面。先手は▲2五歩と突き出しました。これには△同銀よりありません。そこで▲5二角が先手の期待の継続手。しかし後手は△9四桂と打ってあっさり▲2五角成を許し△8六歩。対して▲9八銀と受けました。
                         
 先手は馬を作って銀得なのですが,その銀をこんなところに打つのでは駒得が生きるような展開にはなりそうもありません。それならば攻めの主導権を握っている後手が,十分に満足できる局面なのではないかと思います。銀損でも指せるとみた渡辺明竜王の大局観のよさが光った一局であったように思います。
 渡辺竜王の勝利で三冠に王手。第四局は24日です。

 僕自身の内面のありようはどうあれ,清書したメモを忘れてきてしまったというのは厳然たる事実です。それで技師の方にそれを告げました。すると,次回の診察のときに持ってくればよいとの答え。これは月曜日にU先生から指定されていて,12月17日という設定になっていました。僕は了解して,帰宅のためにバス停に向いました。すると,病院の建物を出たか出ないかくらいのところで,駆け足で僕を追い掛けてきた総合内科の受付の方に名前を呼ばれました。僕は振り返ってその方の方向へと踵を返し,再び建物の中にと入りました。
 建物に入るとすぐにロビーがあります。前方からU先生もやってきて,その場で立ち話になりました。U先生の話では,iPro2レコーダーを用いた検査の結果を出すためには,計測した血糖値の記録が不可欠。結果を早めに出したいので,記録もなるべく早いうちに入手したいとのことでした。医師と患者の会話ですが,雰囲気としてはフレンドリーなものであったと理解してください。U先生は,病院宛に郵送してほしいということでした。
 もちろん僕としてはそれで異存はありませんでした。そもそも僕の責任でこうした事態を招いたわけですから,それを断る理由はなかったといえるでしょう。ただ,この時点でまだ午前10時頃でしたから,家に取りに戻って,今日のうちにまた持ってきてもよいと返答しました。早い方がよいのであれば,それが最善の策であることは間違いないですし,僕自身としても,可能な限り早く決着をつけておきたかったからです。U先生はこの日は午後も病院にいるとのことで,それならば絶対に間に合います。ということで,そうすることにしました。
                         
 家に戻ったのは10時45分頃。確かに清書したメモがテーブルの上に置き忘れてありました。それを持って再び病院へ。総合内科の受付の方に,これをU先生に渡すように依頼しました。この時点で11時半を回っていまして,僕は院内の食堂に向って昼食にしました。最初からそのつもりで,インスリンも持っていったのです。時間的なことよりも,メモに不備があった場合,簡潔に連絡を受けられるように,院内に滞在しておく目的でした。
コメント
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