スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

王位戦&U先生

2012-07-13 18:34:41 | 将棋
 千日手で指し直しとなった一昨日の第53期王位戦七番勝負第一局。
 入れ替わって藤井猛九段の先手で四間飛車藤井システム。羽生善治王位は急戦を匂わせつつ一気に激しい戦いとはならないような指し方を選択。駒組から中盤の戦いになりましたが,その時点ですぐに差が開いてしまいました。
                         
 飛車角交換から後手が飛車を走ったところ。ここで先手の▲5五歩に対して後手は△1五歩。以下,▲5四歩△同銀▲9一角成△6八飛成▲8七角△1六歩▲6九歩△1七歩成▲3九玉△6一龍と進展。
                         
 先手は香得で馬を作りましたが変な所に角を打たされ,端も破られましたのでこれはマイナスの方が大きいでしょう。後手も龍をひきつける形になりましたので,すぐに勝ちにいくことは叶いませんが,着実にポイントを重ねていくように指し続け,さらに差は開くばかり。最終盤には至らぬまま,先手が投了に追い込まれました。
 羽生王位が先勝。第二局は24日と25日。藤井九段の先手です。

 外食から病院へと戻ったのは,まだ総合内科の受付をするのにも早い時間でした。ということで入口近くのロビーで購入できた週刊競馬ブックを読みながら時間を潰し,診察の予約時間の10分ほど前に総合内科の方へ移動しました。
 М先生は退職しましたから,この日は僕にとって外来では2度めの主治医の交代ということになります。その回数はともかく,これはМ先生を主治医としていたすべての患者にとって同様です。初対面であれば診察時の話も長引くでしょうから,この日も実際に診察が開始されるまでは待たされることになるだろうと予期はしていました。予期はしていたのですが,それが僕の予想の範疇を超越していました。この日,僕がいつもの診察室へと入ることができたのは,午後4時20分頃。僕は週刊競馬ブックというのは,馬券の予想をするために読むことは別として,それとは直接には関係のないような記事までほとんど読んでいますが,その大部分をこの時間で読み終えてしまいました。
 新しい主治医は,見た目から年齢を推測するなら,おそらく僕よりも少しばかり若く思われるU先生という医師でした。М先生は間違いなくもっと若かったと思いますし,その前のG先生は,僕と同じくらいに見えなくもありませんでしたが,おそらく僕よりも少しは若かったものと思います。したがって,あくまでも見た目からの印象ですが,このU先生はG先生と同じくらいの年齢ではないでしょうか。
 僕は入院中の主治医はH先生という女医で,実際に回診に来て診察を受けたこともありますし,グルカゴン負荷の検査はこの先生を中心に行われました。しかし実際に病室に来て僕と話をした回数でいえばG先生の方がずっと多く,H先生は名目上の主治医という側面があったことは否めません。実際に退院してからは,G先生の方が主治医となったわけです。
 この日から主治医となったU先生はH先生と同様に女医でしたが,そういう意味でいうなら,現実的な意味で僕の主治医が女医になったのは,これが初めてということになります。もっとも,糖尿病の診察は会話だけですから,主治医が男か女かはあまり関係がありません。
コメント
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