スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

女流王位戦&歯科助手の配慮

2013-03-22 18:41:17 | 将棋
 昨日の第24期女流王位戦挑戦者決定戦。対戦成績は中井広恵女流六段が10勝,甲斐智美女流四段が5勝。
 振駒で中井六段の先手。甲斐四段の角交換四間飛車→向飛車。後手が手損を重ねた上で銀冠に組もうとしたのが欲張りだったようで,先手がうまく仕掛けることに成功。先手玉は手つかずの状態でしたので,後手は勝負所を得ることができないで終るということも考えれたほどの差があったように思えます。ただ,不利を認めた後手が辛抱を重ねたのに対して,先手がもたもたしたので,徐々に差が詰まっていきました。
                         
 後手が攻防に角を打った局面。先手は▲8三角と対応。これは▲7三桂成の王手から打った角を抜く狙い。危険であったとのことですが,この手は仕方がないように思えます。後手はその狙いを防ぎつつ,攻めも見せて△4八飛。そこで▲5八歩と受けたのですが,これが最終的な敗着に。確かに△同香成と取られ,▲同金上△同角成▲同金△同飛成と進むと,もう先手が容易には勝てなくなっています。▲7七王と逃げるのはこの一手ですが,△7一玉と引いて,角を取りにいくのが受けの好手で,ここでは逆転しているようです。
                         
 後手玉が詰まないので,後手は詰めろの連続で迫れば勝てる局面。この先手玉を詰めろの連続で攻め続けることはそうも難しいことではなく,後手の勝ちになりました。長い忍耐が報われた一局といったところでしょうか。
 甲斐四段が勝ってリターンマッチへ。第一局は来月25日です。

 この日,型取りはいつもの歯科助手によってなされました。この助手は僕が歯科検診のためにここを訪れるときに,クリーニングを施している人です。そのときにもそうで,つまりこれはいつも感じていることがあります。歯の治療であれ,クリーニングであれ,どうしても僕の口の周囲には手が触れます。もちろんビニール製の手袋をしていますから,じかに触れるというわけではありませんが,その感触は僕にもあるわけです。このことは歯医者でこの種の治療を受けたことがある方であれば,どなたでもお分かりいただけるでしょう。そのとき,この歯科助手の手は,きまって温かいのです。おそらくこれは,治療を開始する前に,手を温めているからだろうと僕は思っています。というのも,この手の温かさというのが,普通に手が温かいというだけでは説明がつかないように僕には感じられるからです。当然ながら,冷たい手で触られるよりは,温かい手で触れられる方が,患者としてはずっといい筈で,僕はこの助手の配慮にはいつも感謝しているのです。
 この翌日の12月15日が土曜日で,妹はピアノレッスン。さらに翌日の16日の日曜日はカラオケと,連続で予定が入っていました。このカラオケは磯子区内にある障害者施設が主催したもので,昼食もセット。さらに送り迎えもありましたので,ガイドヘルパーを利用したのと,ほぼ同じことでした。
 その翌日の12月18日の月曜日が僕の通院の日。いつものように病院の前まで入っていくバスで行ったわけですが,この日に乗車したバスは,車内がクリスマス仕様に装飾されていまして,さらにオルゴールの音色でクリスマスソングも流れていました。これは横浜市営のバスですが,僕はこのような路線バスに乗ったのは,クリスマスに関係なしに初めてで,かなり驚きました。
 中央検査室はこの日もわりと空いてはいました。ただ,採血の順番がすぐに回ってきてしまうというほどではありませんでした。よって先に採尿を済ませました。この日もアームバンドを装着してもらい,診察は午後2時からになっていましたので,院外に出るということはせず,院内の食堂で昼食を済ませました。
コメント
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