スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

平和賞&最初の疑問

2006-10-25 20:49:32 | 地方競馬
 平和賞。逃げたのがキンノライチョウ。ネバーオブライト(昨日,パワードリームと予想した馬はこのネバーオブライトのことです)は好位の4~5番手,フリオーソは中団から後方のインでレースを進めました。レースが動いたのは3コーナーを過ぎてからで,フリオーソの後ろにつけていたレイズミーアップが外を捲り気味に進出,逃げるキンノライチョウに並びかけました。フリオーソはここで最内から進出,2頭の間に入り,直線は3頭の叩き合いに。外のレイズミーアップがまず脱落,一旦はフリオーソが先頭に立ったと思うのですが,そこからキンノライチョウが粘り腰を発揮,ゴール前ではわずかにハナ差でしたが差し返して優勝。フリオーソが惜しい2着でした。この2頭の差を分けたのはおそらくキャリアで,素質的にはほぼ互角とみてよいと思います。どちらかといえば2戦とも2番手から楽に抜け出していたフリオーソのほうが今日は厳しい競馬をしたといえ,むしろ将来性は高いかもしれません。レイズミーアップも豊富なキャリアを生かした感じ。ネバーオブライトはとくに伸びず,かといってバテずという競馬で4着。この馬も今日が3戦目で初遠征ということで分からない部分はありますが,ことによるとスプリンターかもしれません。
 明日は北海道2歳優駿。今年は札幌の1700メートル。これは相当難しそうですが,プラタナス賞をしぶとく伸びたアプローズヒーロー◎に期待します。ダートでは3戦3勝の地元のヒデサンジュニア○が相手。未勝利圧勝のワイルドリーガル▲。あと,タカラタロウ△とミスティックベル△。

 存在という観点からイメージした自由意志を,第一部定義一の自己原因と結びつけたのは,結論からいえば完全に僕の誤解だったわけです。いい換えれば,僕のスピノザ哲学への回帰は,この誤解から始まったわけです。そしてもちろんエチカを読み直したとき,僕には自由意志を有するものこそが神であるというこの誤解が前提にありましたから,ここで問題としている定理三二系一まで進んだときに,どうも自分の考えとスピノザの考えの間には相違があるということにようやく気付いたのです。そういう意味でいえば,この自由意志についての疑問というのは,僕がエチカについてもった最初の疑問,しかもそれは,エチカをきちんと読む前から僕の中に生じていた疑問であったといえるかもしれません。
コメント
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