初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

不動産投資信託が大幅安!

2006-06-20 09:50:12 | 株・いろいろ
 不動産投資信託(REIT)が大幅安で、年初来安値更新です。

 オリックス・アセット・マネジメントが違法建築や鑑定評価に不備のある物件をオリックス不動産投資法人の運用資産に組入れていたとか。

 いちばんやってほしくないことですよね、投資家としては。

 比較的利回りの高い、魅力ある投資物件としてこれまできたのですから。

 相場の地合いが悪いなかでの悪材料ですが、きちんとしている運用会社が多いのです。

 しっかり内容を調べれば、「下げたときこそ買い時」はここでも生きている?

下がったところが買い場ですが

2006-06-19 13:08:31 | 株・いろいろ
 14日に書きました。相場の下落で投資信託の運用成績が悪化すると資金流入が減少するだろうと。

 現実に悪いことが起きている?

 今年の1~5月に設定した国内型、国際型の追加型株式投資信託73本が、ぜんぶ1万円の元本を割ったそうです。(日経紙)

 あれだけ下げればそうでしょうが、やはり買い気が萎えますね。

 下がったところで買えば報われるものなのですが、下がると買いずらい・・・

W杯と薄型TV

2006-06-18 09:57:06 | 株・いろいろ
今年のサッカーW杯効果では、薄型TVの売れ行きが大いに期待されていました。

実際に五月の国内販売は大幅に伸びたそうです。

ところがオーストラリア戦に負けた以降、売り上げは伸び悩んでいるとか。あの日は、TVメーカーの株も大きく下げました。

今日は対クロアチア戦、サポーターは勿論ですが、TVメーカーも電機販売店も株式投資家も、みんなハラハラどきどきです。

折しもボーナスシーズンを迎えて!

インド株のこと

2006-06-17 09:21:05 | 株・いろいろ
この一年インド株は激しい動きをしています。昨年度は7割上げ、今年はピークから3割下げました。

ということは100が170になり、いま120まで下がったことになったわけです。

株価収益率は17倍弱で、欧米の10から14倍にくらべればまだ高いけれど、企業業績や景気は好調だから株価の先行きには期待が持てるようです。

なんだか日本によく似ていますね。

金融資産の内の証券伸びる

2006-06-16 07:38:25 | 株・いろいろ
 家計における3月末の金融資産は、昨年3月末に比較して5.8%増の1506兆2624億円になったそうです。

 中でも、投資信託は44.8%、株式は45.2%も増えた由。「貯蓄から投資」への流れが顕著?

 ただ、3月末の日経平均株価は17059円で、昨日は14470円と15%も下がっています。

 この値下がり分が減るのは当然ですが、証券市場から資金が抜け出してしまう心配もありますね。

 日本の景気の本格回復はこれからでしょ?

 

9日の信用取引買残評価損

2006-06-15 09:50:25 | 株・いろいろ
 先週末(9日)の信用取引買残の評価損は-19.73%まで拡大しました。

 9日現在の信用取引の買残は4兆9390億円と、今年のピークだった2月10日の5兆9836億円と比較すると1兆円強減少しましたが、そのうち9744億円が評価損になっているわけです。

 -19.73%という大幅な水準は2002年の11月以来のことです。

 経験則からすれば、「買残評価損が20%位になると相場は大底圏内」といわれます。

 だからといって直ちに戻すかどうかは別で、あくまでも経験則上「大底圏内」だということですね。

 2002年の秋から暮にかけて-20%台ないしはその近くが、3~4ヵ月も続きましたから。 

5月の投資信託

2006-06-14 10:52:09 | 株・いろいろ
 順調に増加してきた株式投資信託ですが、先月(5月)の純資産残高は1年7ヶ月ぶりに減少しました。

 いや、実は資金流入は続いていたのです。というのは:

 設定額が2兆3291億円、解約と償還合計で1兆74億円、差し引き1兆3216億円の純増だったのです。

 ところが、株式相場の値下がり(運用減)による分が2兆673億円あったために、純資産は7456億円減少してしまったのです。

 因みに、いちばん減少したのは「国内株式型」の-5903億円、次は「国際株式型」の-1824億円、3番目は「インデックス型」の-1407億円でした。「バランス型」は1112億円増加したのですが。

 5月は、いよいよ株式投資信託の純資産残高は“ピーク”に!と期待していましたが残念です。

 運用成績が悪化すると、今度は資金流入も減ってしまいますからね。

 

1~3月GDP上方修正

2006-06-13 09:41:37 | 株・いろいろ
 昨日、内閣府が発表した1~3月のGDP改定値が「年3.1%成長」に上方修正されましたね。

 この結果、2005年度の実質成長率は3.2%となり、1990年度の6%以来15年ぶりの高い伸び率になりました。

 こんなに良い数字がでる一方で:

 アメリカで、インフレ兆候→金利引上げ懸念→株価下落 の流れが止まらないこともあって、日本の株式市場も“梅雨空”から抜け出せませんね。

今日から郵便局扱いの投信が増える

2006-06-12 09:55:14 | 株・いろいろ
 郵便局では昨年10月から販売してきた投資信託に加えて、今日から4銘柄の新しい投資信託が販売されます。

 これまでの投資信託の販売状況については折に触れて書いてきましたが、圧倒的人気?は野村世界6資産分散投信の「分配コース」で全体の53.8%(5月末現在)を占めています。

 収益分配の回数が多いファンドの人気は今後とも続くのでしょうか。

 ちなみに、今日から追加される投資信託を見ますと:

 「日興五大陸債券ファンド」と「DIAM世界リートインデックスファンド」が毎月分配します。

 「日興五大陸株式ファンド」は毎年2、5,8,11月の年4回。

 「住信日本株式SRIファンド」は毎年6月の年1回です。

 もちろん投資信託の選択基準は収益分配の回数ではありませんが・・参考までに。

日本の株式市場をどうみるか

2006-06-11 15:29:10 | 株・いろいろ
 昨日、時局講演会“日本の株式市場をどうみるか”を開催しました。講師は、ソシエテ・ジェネラル・アセット・マネジメントの白石茂治常務取締役です。

 大きな流れとしては、戦後1949年からの上昇第6波動の第2ステージにいるという位置付けの由。

 現在は調整場面ですが、ここから2008年にかけて第3ステージ入りをし、日経平均株価は20000円を目標に動くでしょうと。

 企業経営の環境は良くなっていますが、経営者は決して浮かれることなく堅実経営をめざしていますので、企業体質は強固になっている、としたあと:

 損益分岐点が大きく下がり一層利益が出やすくなっている業界として、鉄鋼、海運などを挙げたほか、自動車、機械の今後も期待が持てるという話でした。

 後援終了後、熱心な質問がたくさんでました。