機械受注統計が下げ相場に歯止め

　昨日の後場、下げ相場にストップをかけた？のが４月の機械受注統計でした。

　機械受注統計は、毎月内閣府が機械メーカーから受注状況を集計して発表するのですが、昨日発表した４月の受注は３月に比べて１０．８％増加していました。

　この数字は、２００２年２月から始まっている景気回復局面では最高水準で、市場予想を大きく？上回りました。

　機械受注は半年強先の設備投資を示す先行指標ですので、先行き明るいぞということで株価を支えたようです。

　もちろんこれだけで安心するのではなく、今後の統計も注目していく必要がありますが、昨日の悲観人気相場の中での明るい材料でした。