東京ステーションギャラリーで開催している展覧会、
「交流するやきもの 九谷焼の系譜と展開」 を見てきました。
この展覧会は、北陸新幹線開業記念と銘打っています。
第1章から第6章までに分け、第1章は古九谷で13点の作品を展示し、
そのあと、時代を追って第6章は平成で、三代徳田八十吉の作品8点まで、
全部で116点の九谷焼を見せてくれます、
もともと、九谷焼はその発生から古九谷といわれるまでの歴史において、
“謎”に満ちており、
それを知るだけで興味がわきますが、
作品の素晴らしさは、あの口の悪い?(いや失礼)北大路魯山人が、
日本のやきものが一番と譬えにあげる焼き物でもあります。
私は、3年前に九谷焼を観に金沢に行きましたが、
今日の展覧会は、一か所のギャラリーに時代別にまとめてくれていますので、
とても理解もしやすく、楽しい時間でした。
九谷焼きは当時の前田藩施政のバックボーンともいえる焼き物です。
九谷焼の職人?も一緒になって前田藩を支え、今の金沢の基盤を作った?
魅力がありますね。