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小壺「蹲」を作る

2012-08-05 14:47:34 | 陶芸
 午前中は、釉游会の作陶日でした。

 こんど穴窯で焼成する作品の一つとして小壺「蹲」を作りました。(まだ途中です。)

 「蹲(うずくまる)」とは、伊賀や信楽などで焼かれた小壺です。

 底が大きく人がうずくまっているような形からこう呼ばれます。

 この形の壺は、室町時代以前に作られ、

 高さが20㎝前後のものは、農家の豆入れまたは茶壺として使われ、

 10㎝前後のものは油壺に使われたものです。

 室町以降は、茶人の好みで花入れに転用されました。

 私の作品は、胴径15㎝、高さ15㎝で、(乾けば1,2㎝ちいさくなる)

 花入れを考えています。

 

 

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2 コメント

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「蹲(うずくまる)」 (azuki)
2012-08-06 15:35:58
うずくまるとは、味わい深い名前ですね。当時の人たちが思い思いの用途に使っていた様子を想像しながら‥
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 (ひろもと)
2012-08-07 09:16:41
azukiさんへ

 たしかに「蹲・うずくまる」というのは興味のあるネーミングですね。

 相撲のとき「蹲踞・そんきょ」の姿勢というのがありますが、その姿勢にも似ている?

 ただ、馴染みがない漢字ですから、陶芸の世界でもそのことを知らないと、読める人は少ないです。
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