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評価機関による投資信託の評価

2006-01-28 09:56:57 | 株・いろいろ
 常に2000銘柄以上ある投資信託の中から、どれに投資するかの参考情報としては評価機関による情報も有力です。

 投資信託協会からデータの提供を受け、それをもとに評価している機関は17社あるようです。(投信協会のホームページ)

 投資信託を評価するとき、同じようなファンドを集めてそれらの騰落率などのパフォーマンスを比較する定量評価が普通です。

 ただ、この評価は過去の実績であって将来もそうなるという保証はありません。また、他のファンドとの比較ですから値下がりした場合でも、値下がり率が低ければ「良いファンド」に分類されますね。

 一方、運用体制、組織がどうなっているか、ファンドマネージャーの能力はどうかなど数字に表せないところの定性評価も必要です。

 定性評価の必要性はあるものの、評価機関のなかでもこの評価をしているところは少ないのです。

 というのも、評価項目が「運用哲学」とか「経営基盤」とか「ファンドマネージャーの素質」などのようにはかりにくい項目が多いこと。さらに:

「評価するものさし」が「評価をする人間の主観」による部分が多いという問題もあるからです。

 評価された結果は、評価機関のホームページ、評価機関が発行する新聞・雑誌、四季報などで公表されています。


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