初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

信用取引の動向を見る

2013-06-21 05:23:44 | 株・いろいろ
 信用取引は、個人投資家動向を表すと言われます。

 信用取引は、証券会社から「お金を借りて株を買う」「株を借りてそれを売る」のですね。

 したがって、株価が先行き高そうだと思うと「お金を借りて株を買う」人が増えます。

 昨年末頃は、お金を借りて株を買った金額の合計は1兆2千億円台でしたが、

 今は3兆円台にのせてきていますから、それだけ先高期待が大きいと言えます。

 一方、株を借りて売っている金額は、5,6千億円台で推移していましたが、

 ここにきて4200億円台に減少しています。

 売り1に対して買いの倍率は3倍台から7倍台へ上がっています。

 ところで、現在(6月10現在)買っている3兆円のうち、

 評価損が13.14%、金額にして4千億円近くあると計算されています。

 (6月7日現在では、15.65%、金額にして4600億円弱もありました。)

 借りた金や株は返さなければなりませんから、

 株式相場の戻りが鈍いと「買い方」は苦しいですね。

 

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