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豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

金利引上げと不動産投信

2006-03-23 09:54:54 | 株・いろいろ
 金利動向による経済変化は、そう簡単なものではありませんが、不動産投信における特徴的な関連をみましょう。

1.まず、各投資法人がどのくらい借入金があるか、です。借入金が多ければ金利負担増による収益悪化→分配金低下が心配になります。

2.次に、その借入金が、短期ものから長期ものにどのくらい切り替えられているか、をみる必要があります。「低金利の借入金」が長期にわたっていれば、金利上昇の影響を受けるのは先になりますからね。

 上記の事は、個別ファンドについて調べなければなりません。

3.従来、不動産投信の利回りは「長期金利+2%」がメドとされていましたが、長期金利が上がると「不動産投信の株価が下がる」ということになってしまいます。(利回り↑=分配金÷株価↓) 

 いずれにしろ金利上昇は不動産投信にとってはリスク要因ですね。


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