毎週土曜日になると、今週末の株式関連データや指標を整理しながら、
来週初めはどんな動きになるかを考えます。
◎まず、株価の位置づけから:
昨日(23日・金)の日経平均株価の終値は、17,511.75円でしたが、
ようやく昨年末(12月30日)の17,450.77円を抜いてくれました。これは、
ECBの量的金融緩和策を好感したものですが、
◎買い方の主力(海外の機関投資家)の思惑は?というと、
買うのならば、“日本株よりも欧州株”のようですね。
その背景は、「日本株は買いの決め手を欠く」からということです。
◎昨日の、シカゴの日経平均先物の価格は17,410円で、大証の先物より、100円安かったです。
ニューヨーク・ダウ平均株価が、利益確定の売りと来週のFOMCを見据えて、
141ドル安だったことや、ドル安・円高を反映したことによる由です。
◎テクニカル指標面では、特にどうということはありません。
日経平均株価の対25日移動平均との乖離は、少し高い程度の+1.41%
騰落レシオは16日の80.45%より上がりましたが、100.09%
16日現在の信用倍率は、6.87倍と昨年4月以来の6倍台ですが、とりたてて高い水準ではありません。
・・・・・
土・日の間の外部環境にとりたてて変化がなければ、
来週月曜日の幕開けは弱含み?