“原油が下がると日本の株価も下がる”という図式は最近の傾向ですが、
産油国は財政の赤字を補うための資産売却を余儀なくされ、
その資産の中に日本株が入っていることは論を待ちません。
今朝の日経紙の記事でも、サウジ通貨庁のことに触れています。
サウジ通貨庁は、自動車、電機、機械などの業種を中心に、
日本の40銘柄の大株主に名前が出ている由ですし、
すでに1部銘柄が所有比率が減ったようです。
産油国が大株主に名を連ねている銘柄は、要チェックですね。
ところで、1月6日でしたか、
今年の10大リスクについて、このブログで紹介しましたが、
トップは「欧州の政治」でした。
この“政治”にはどこまでが含まれるか・・・
ある事象が何を引き起こすか・・・
今度のスイスフラン高については、
ドル高 → 原油高 → 低インフレ → ユーロ圏量的緩和 → ユーロ安 → スイスフラン高
という流れだったとか。
なかなかここまでは読み切れませんね。