証券紛争の迅速・廉価な解決の仕組み（ＡＤＲ）

　最近、金融・証券の取引は多様化・複雑化しており、

　そのような取引によるトラブルの発生も増加しているようです。

　トラブルが起きた場合、投資家と販売金融機関との話し合いではなかなか解決しにくいことが多いです。

　では裁判は、というと、これによる解決はとてもタイヘンです。

　そこで、裁判によるのではなく、投資家と金融機関の間を調整しながら，

　迅速に、しかも裁判費用にくべれば経費も安く、トラブルを解決する仕組み、

　「裁判外紛争解決手続き（ＡＤＲ）」ができています。

　ＡＤＲとは、Alternative　Dispute　Resolition　の頭文字ですが、

　（ＡはAppropriateという考え方もある由です）

　まだ日の浅い制度ですので、投資家にあまり知られていません（？）

　証券学習協会では（１０月２４日の予定ですが）このＡＤＲについて

　セミナーを開催することにしました。

　内容等はまた明日書きます。