初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

難平買いはケースバイケース

2011-08-24 10:52:59 | 健康
 株の格言・諺には古いものが多く、

 とりわけ昨日紹介した米相場からきたものは、株には必ずしもピッタリこない?

 例えば:米相場は今でいう先物取引であり(ちょっと違いますが)、現物の株式投資とはかなり違いますね。

 とはいえ、株式相場の格言にも、

 「見切り千両」とか、「損は切れ、利益には乗れ」のように、

 “見切り”(損をして売る)ことは大切だという教えは多いのです。

 「損は切れ、利益には乗れ」という格言は、

 ウォール街のいちばん古い格言としても紹介されている由です。

 (1979年「勝利者ー成功する投資の心理学」スラリー・ボルトニック著)

 また、G・カミングの「投資家のための株式市場案内」には次のくだりがあるようです。

 「損を切らず、値上がり益を手中にしないのに、次の投機をしてはならない」と。

 いずれも、難平買いとは直接関係ありませんが、

 損をしたものにこだわってはいけないということです。

 現実には、下げた環境や当該銘柄の業績予想によっては、

 難平買いをした方が、損を少なくすることは多いと思います。

 ただ、タイミングが難しいですね。