そもそも一般信用は、いろいろな条件が顧客と証券会社間できめられるもので、
制度信用とのいちばんの違いは、貸借取引ができないことでしたね。
そのため、証券会社としては株不足にならないように、
手持ち株の多い銘柄を一般信用対象にせざるを得ません。
ところが、大口の「売り方」としては、
証券会社がまとまって持っている銘柄は、
まとまって売ることのできる格好の売り対象銘柄になるのですね。
東証が毎週発表している「銘柄別信用取引残高」表をみますと、
ところどころに、一般信用のまとまった売残があります。
例えば、10月1日現在の53ページにわたる一覧表の1ページ目をみると、
マルハニチロ 2272千株、大成建設 5486千株、鹿島建設 6999千株
というように一般信用の売残の大口があります。
それらがトータルとして、
売残を押上げているのです。
制度信用とのいちばんの違いは、貸借取引ができないことでしたね。
そのため、証券会社としては株不足にならないように、
手持ち株の多い銘柄を一般信用対象にせざるを得ません。
ところが、大口の「売り方」としては、
証券会社がまとまって持っている銘柄は、
まとまって売ることのできる格好の売り対象銘柄になるのですね。
東証が毎週発表している「銘柄別信用取引残高」表をみますと、
ところどころに、一般信用のまとまった売残があります。
例えば、10月1日現在の53ページにわたる一覧表の1ページ目をみると、
マルハニチロ 2272千株、大成建設 5486千株、鹿島建設 6999千株
というように一般信用の売残の大口があります。
それらがトータルとして、
売残を押上げているのです。