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初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

食らわんか茶碗

2016-12-09 09:44:55 | 陶芸

 幕張で開催中の大陶器市に行って来ました。

 全国の窯元から沢山の陶磁器が出品されていましたが、

 私の目当ては長崎県の波佐見焼き、就中食らわんか茶碗でした。

 江戸時代、伏見・大阪間の淀川を通っていた乗合船の客に、

 「飯くらわんか、酒食らわんか」と押し売りをしてきた折に使った茶碗で、

 写真ではちょっと見ずらいかもしれませんが、

 高台が大きいのです。船の揺れでひっくりならないようにしたのですね。

 (もちろん、写真の茶碗は、昔の物ではなく最近こしらえたものです。)

 のちの世になって、淀川の底からこのちゃわんのかけらがたくさん出て、

 当時の船の航路が分かったとか。

 ロマンを感じません?

 


無名異焼と大堀相馬焼

2016-11-23 14:50:28 | 陶芸

 6月に体調を崩して以来、5か月ぶりに陶芸同好会〝陶花会”に顔を出しました。

 午前の部・Bグループも午後の部・Aグループも、

 暖かく迎えてくれました。

 予てより、講義の一環として「やきものの特徴・見どころなど」というテーマで話をしていました。

 これまでに取り上げたやきものは、

 珠洲焼、砥部焼、出石焼、益子焼、薩摩焼、会津本郷焼、

 大谷焼、美濃焼、出西焼、備前焼、萩焼、丹波焼 などですが、

 今日は、無名異焼(むみょういやき)と大堀相馬焼(おおぼりそうまやき)の二つを取り上げました。

 いずれの場合も、それぞれ焼き物の実物見本(湯飲み、ぐい飲み等)を示して説明します。

 無名異焼は新潟県佐渡市ですが、大堀相馬焼は福島県双葉郡浪江町で、

 東日本大震災の折には大きな被害を受けた由。

 昨日の福島の大きな地震で、被害がなかったことを祈ってます。

 


「歩」から「と」に

2016-09-18 10:36:03 | 陶芸


私が湯のみ茶碗や、ぐい飲みを作るとき、

よくデザインにする文字です。

一年の計でも、ある目標でも、

それに向かって努力する(歩く)こと。

走る必要はないけれど、止まってはいけない。

着実に歩いていけば、努力は報われます。

「と」金になっていますよ。

という意味です。


親子陶芸教室

2016-08-17 14:42:47 | 陶芸

 私が陶芸講座の講師を務める「千葉市花見川いきいきプラザ」で、

 毎年夏になると、世代間交流の名のもとに「親子陶芸講座」が開催されます。

 7月29日に、「自分の好きなものを作ろう」と呼びかけた第1回。

 午前と午後の部合わせて親子で総勢50人も参加し、

 その後、素焼きした作品に、今日は2回目で、絵をかいたり模様を描いたりしました。

 マグカップもあれば、お皿や箸置きがあったり、さらには怪獣もいたり、でとても賑やか。

 お手伝いには、「足あと会」という陶芸クラブのおじさん先生やおばさん先生。

 目が回るほどの忙しさ。

 絵や模様が描けた作品には釉薬をかけて、窯入れしました。

 1230℃で本焼きをし、23日にはもう渡せます。

 小学生のお子さんは夏休みの作品として、

 ママやパパの作品も、お子さんとの思いになることでしょう。

 良い日でした。


魯山人展に行く

2016-06-12 09:44:12 | 陶芸

今、三井記念美術館で開催中の展覧会「北大路魯山人の美」を見て来ました。

魯山人については以前から関心があり、

文庫本の「魯山人味道」を読んだのは1989年ですから、もう27も前。

作品を見ると、さすがに

書をよくし、画を描き、印を彫り、美味を探り、そして

やきものに寧日なかった多芸多才の魯山人を感じました。


瓢箪型置物

2016-05-22 12:29:27 | 陶芸

陶芸講座のカリキュラムに、瓢箪型の花器を入れています。

紐作りの練習に打ってつけだからです。

だいぶ以前に作った作品を並べてみました。

一番大きいものは35センチ、小さいものは10センチほどです。

明後日、説明用に持参します。

反応は?