しばらくの間「経済学」という堅苦しいテーマについて書きましたので、
今度は陶芸の世界です。
私は、いくつかの教室やグループで、陶芸を楽しむ皆さんのお相手をしていますが、
とても人気があるのが「織部焼き」「織部陶」なのです。
そのくせ?(いや失礼)、織部陶についての基礎的な知識がすくないのです。
今から400年以上も昔、美濃(今の岐阜県)に土豪出身の古田織部という人がいました。
祖父、父、二代にわたって土地の土岐氏、斉藤氏に仕えたのですが、
織部は、信長、秀吉、家康と、三代の天下人に仕えました。
信長の時代、槍の名人でもあった織部は山城国西ケ丘に3万5千石の知行を与えられていました。
秀吉の代になると、伏見の織部屋敷で茶に専念しました。
茶の師匠は千利休です。
興福寺の僧、多聞院英俊法印の書いた「多聞院日記」に、
「伏見より織部と云う茶湯名人来たり候」と書いてあるそうですから相当なものです。
続きはまた。