浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

シン・ゴジラ観てきました、ネタバレ無しで「なにも知らずに映画を観る」ということについて。

2016-07-31 02:11:20 | DVD、映画
「シン・ゴジラ」を観てきました。映画の内容の話はしません。

本当に最近思うんだけど、「なにも知らずに映画を観る」という行為は大変素晴らしいし、貴重な体験だと思う。そしてその反面、なかなかに難しいことではあるよね。

「シン・ゴジラ」は公開初日に観てきました。僕は申し訳ないけどそんなにゴジラ映画を観まくっている訳ではない。それでも、このニュースを見て「あ、これは早めに見なければいけないな」と思った。

シン・ゴジラ正体は野村萬斎だった…「狂言のDNA」モーションキャプチャで注入

このニュースが公開日に出た。

もちろん、映画宣伝に対してこういうニュースは大事だろうからそれは仕方が無いけど、僕は「うーん、観た後に知りたかったな」と思った。「シン・ゴジラ」は話題作だろうからこれからどんどんいろんな情報が出てくるだろう、いろんな人の乾燥が出てくるだろう。現代社会ではそういう情報を一切シャットアウトすることは出来ない、じゃ、早めに見ちゃおうか、と思って観に行った。

とにもかくにも「なにも知らずに映画を観る」というはとっても難しいことです。

「映画を見に行こう」と思った時点で「それがどういう映画か」という予想はしているわけだからね。

誰が監督で誰が主演で、どういう話で、誰が褒めてて誰がけなしている、という情報はやっぱり入ってしまう。

たまに、夢想するんだけど、なにも知らずに、今日どんな映画なのか全く知らずに映画館に入ることが出来たら、どうなるだろうな、と思う。

それがある意味、テレビなんだろうけどね。テレビって「なにやってるか分からないけどとりあえずスイッチ入れる」ってことが出来るから。


「シン・ゴジラ」、なにも知らずに観に行ったほうがいいと思いますよ。僕も極力、事前情報は避けてたから。