浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

黒豚

2014-10-16 18:26:01 | 食べ物
朝起きた時から「メンチカツ定食が食べたい」と思ってた。そういうことありますよね?ない?ないならいいですけど。

その日は鹿児島に行かなきゃいけなくて飛行機で鹿児島着いたらちょうど昼時。黒豚メンチカツなんていいすね~と思ったんだけどあまり時間はない。つーことで駅近くでメンチカツを探してたんだけどメンチカツ屋なんてないのでとりあえず目に入ったとんかつ屋に入った。で、残念ながらそこにはメンチカツ定食が無いの。仕方ないのでとんかつ定食食べましたよ。

でね、ここからですよ。

そのとんかつがね、

うまいんです!

え?なにこれ?って感じで。いやいや普通のお店なんですよ。値段だって普通。でもね~脂身のところがジュワッとしてて、何か不思議な薫りがある。普通に箸でカツを一切れつかんで口元に持ってくでしょ?その瞬間、「ん?これはなんだ??」という薫りがあるの。もちろん嫌な薫りじゃないけど、決して無視できない強さの薫り。いやいや美味しかったですねぇ。

で、後で調べたらこのとんかつ屋さん、川久という結構な鹿児島の有名店でした。知らなんだ~。

色んなところで色んなものを食べて、最近の持論がある。

それは(お金のことを考えなければ)「牛豚は日本のどこにいても美味しいものが食べられる。でも、鶏は地鶏をその土地で食べるのがうまい」ということ。

どういうことかと言うと、例えば神戸牛なんて東京で食べてももちろん美味しい。でも鶏はやっぱりその土地で食べるのが美味しい。昔、愛媛でいただいた伊予鶏なんてほんと美味しかったですよ。もうね、伊予鶏の玉子かけご飯を塩で食べたときなんて飛び上がったもん。

僕の理論だけど、やっぱり鶏は「鮮度」なんじゃないかと思う。地鶏をその土地で食べる、というのはつまりしめてから時間が経ってない、からうまいんじゃないかな?

逆に牛肉はそんなに鮮度重視じゃなくて大事なのは熟成度でしょ?

と、思っていたんだけど、豚肉に関しては僕の中で結論が出てなかった。

豚肉大好きだからどこで食べても美味しいしさー。

でもね、やっぱり鹿児島の黒豚は美味しいね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする