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本岡典子氏:朗読講演会:流転の子最後の皇女・愛新覚羅嫮生(スケッチ&コメント

2015-06-01 12:13:22 | スケッチ


本岡典子氏:朗読講演会:流転の子最後の皇女・愛新覚羅嫮生

江嵜企画代表・Ken


ノンフィクション作家、本岡典子氏による「流転の子 最後の皇女・愛新覚羅嫮生ー語り継ぐ歴史」と題して、「愛新覚羅家の人々」展覧会開催記念講演会が、5月30日、午後1時30時から関西学院大学、西宮上ヶ原キャンパス、社会学部101号教室で開かれ、楽しみにして出かけた。ほぼ満席の会場の様子をスケッチした。

 講演はなぜ愛新覚羅溥傑・浩夫妻の次女、嫮生(こせい)の半生を一冊にまとめたかについてはじまった。嫮生さんとの出会いは映画「ラストエンペラー」試写会の会場だった。20年前の阪神淡路大震災では甲子園の自宅で被災した。全壊した嫮生さんの自宅がたまたま100メールと離れていないところにあった。

 嫮生さんの流転の半生と震災に共に遭い、命を頂いた。同じ経験をした。見えない糸が二人の間に繋がっている。なんとしも嫮生さんの半生をまとめて少しでも多くの方に知ってほしい。その日から取材がはじまった。最後の一年は命を落とす直前のところまで体調を崩したせいもあり、完成まで4年かかった。

 本の表紙には、逃避行の中、なにも手元に残らない。その中で残った一枚の写真、嫮生さんが5歳のとき、引揚船が停泊する葫蘆島に着いたときの、男の子のように髪の毛を短くし、繋ぎの冬服を着ている写真を選んだ。嫮生は乗船直前、密告により国民党軍に逮捕され北京に連行される。その後上海に移され、田中徹夫元大尉に助けられ脱出、無地引揚船に乗ることが出来た。

 講演の中半分から著書「流転の子」から選ばれた小節の朗読に変わった。取材の途中、嫮生さんに一番大切な信条はなんですかと聞いた。「目に見えない者に包まれ、守られ生かされていることに、日々感謝し、今を生きるということでございますでしょうか。」と答えられた。「大切なものは物ではない。人の心です。どんなことがあっても人は愛によって生かされています。次々奇跡が起こりました。」と答えられた。

 嫮生さんが今日あるのには、周恩来元総理の存在も大きい。周恩来元首相との出会いは嫮生の母、愛新覚羅浩著「流転の王妃の昭和史」に詳しい。本岡典子著「流転の子」は2011年8月に中央公論新社から出ている。NHKラジオ深夜便で2014年に放送され大きな反響を呼んだという。

 二回目の展覧会開催記念講演会は6月20日、同じく関西学院大学、社会学部101号教室で、13時30分から語り手、福永嫮生氏,聞き手、本岡典子氏で開かれる。6月10日必着で往復はがきで応募、関西学院大学博物館「愛新覚羅家尾の人々」講演会事務局,〒530-0047,大阪市北区西天満4-14-3,リゾートトラストビル14階宛てで出す。応募者多数の場合は抽選となる。

 「愛新覚羅家の人びとー相依為命」展は7月18日まで、関西学院大学博物館で開かれている。(了)


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