ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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家庭でできる動診法「腰椎の左右屈」

2020-11-25 11:10:54 | 診断即治療と虹彩学
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写真① 腰椎の左右屈検査(こちらに行きにくい)




写真② 腰椎の左右屈曲検査



新正体法は「家庭健康法」ですので、家庭でも検査や矯正ができます。
たとえば、これは先日の臨床実践塾でやった「腰椎左右屈の検査」です。
昨日のブログでは、横向けに寝て、上になった方の足を挙げてもらいましたが、きょうはもうちょっと楽な方法を説明させて頂きます。

検査をしてもらう方は、

① 仰臥になり
② 両足を揃えて
③ 両手を横に広げます(写真では、両手がきれいに広がっていませんが、 ( _ _ ))

そして、術者は患者さんの足首を握り、左右に屈曲していきます。
この時、患者さんの脚が「床から浮かないように滑らしながら」引っ張っていくことです。
そして、どちらが行きにくいか、あるいは行きやすいかを観ておきます。

写真の方は、右に行きにくかった(曲げにくかった)です。(写真①)
ということは、左腰部辺りの筋肉に異変があると考えます。
そのことから、左側にある臓腑に、何らかの異変が出ていると考えていいわけです。

たとえば、左の腎臓、左にある脾臓、下降結腸などの異変が考えられます。
それ以外にも、生殖器の異変や股関節の異変等がある場合がありますが、とりあえず、ここでは、左の腎、脾、下降結腸ということにしておきます。

それで、新正体法の矯正原理は、
「曲げにくいほうに曲げて(あるいは捻じって)、緊張を与えて瞬間脱力する」
というものですので、この方の場合は、右にいきにくかったので、両足を右に持っていき、足先を軽く内旋して、床から5㎝ほど挙げます。

そして、5秒ぐらいしたら、瞬間脱力して足を床に落とします。
これを3回ほど繰り返します。
それから、再び、足首を握り、先ほどのように左右に引っ張っていきます。

すると、先ほどより動かしやすくなっています。
これで左右が同じように動くなら、それでOKなのですが、これだけでは取れない場合もあります。

そんな時、鍼灸師なら、「骨格矯正鍼」を使ったり、経絡調整をしたりします。
しかし、それでも取れない場合があります。
そんな時は、腰椎の捻れを調べたり、臓腑の診断をしたりします。

腰椎の捻れがあれば、捻れを矯正します。
臓腑に異変がある場合は、当該臓腑を、直接腹部から押圧するように刺激を与えたり、第四生泉水穴にお灸をしたり、巨鍼療法を加えたりするわけです。

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