ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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モートン病:間違った治療法・・・

2024-07-17 13:49:24 | 診断即治療と虹彩学
モートン病は黄色で塗られたところに痛みが出る


ブログ記事の流れが少しずれますが、間違った治療法について少し書いてみます。

ネットの記事に「モートン病」について書かれていました。
それで「モートン病はどのように治療しているか」を見るためにネットで検索してみたら、どうも勘違いに気付かずに記事を書いたり、動画を公表している人が多いことが分かりました。
それらを見ていると、「患者さんがかわいそうだ」と思わずにはいられませんでした。

何故かと言うと、それらのほとんどが痛みの出ている部位に原因があるように書かれているからです。

たとえば、
「モートン病」になりやすい人の特徴として、

・足の指の付け根部分に痛みやしびれを感じる。
・ハイヒールを履く機会の多い30~40代の女性での発症率が高い。
・最近では20代の女性にも増加している
・放置すると足の健康を著しく損なってしまう可能性もある

原因として、
・足趾の付け根部分に荷重が集中することによって足趾間にしびれや痛みが生じる
・モートン病は、足趾の間の神経(趾間神経)が隣り合う中足骨をつないでいる靭帯(深横中足骨靭帯)と地面との間で圧迫されて生じる
・足の変形(偏平足、外反母趾、足の横幅が広がる開帳足など)がある方、中腰での作業が多い方、つま先立ちを長時間おこなう方、ランニングをやりすぎる方、ハイヒールを常用する方などに多い
・第3-4趾間(中指と薬指の間)のしびれや痛み、焼けつくような感じなどの神経症状が認められる。
・障害部位は、第3-4趾間が最も多い(64%)とされ、第2-3趾(人差し指と中指)間(29%)、第4-5趾(薬指と小指)間(6%)にも生じる。
・適切な対策を取らないと、しびれや痛みなどの症状が徐々にひどくなる。
・さらに悪化すると神経が“こぶ”のようになる「モートン神経腫」が生じる可能性があり、手術が必要になる場合もある。 

解決法としては、
・原因となる神経への圧迫を減らす必要がある。
・前足部の幅の広い靴を履くようにする、足底挿板(インソール・靴の中敷きのような装具)を作成し中足骨頭部の除圧をする必要がある。
・足底挿板は、装具技師に依頼し、自分の足の形に合わせて作る必要がある。
・その他足部内在筋のエクササイズ、足関節背屈ストレッチなどの運動療法を施行する。
・上記にて症状が改善されない場合は、鎮痛剤の内服やブロック注射などをおこなう。
・保存的治療にても3ケ月以上回復しない場合は、神経腫切除術などの手術を施行する場合もある。
・足部内在筋のエクササイズ(タオルギャザー、足の指のグーチョキパー運動)、足関節背屈ストレッチ(アキレス腱伸ばし)などの運動療法、横幅の窮屈な靴やハイヒールなどの足趾を背屈させるような靴の常用を避けることが予防において重要。 

「あ~あ」という感じです。

ただ、ここに原因や治し方を書くと、すぐにそれを取り上げて、まるで自分が考えたかのように記事を書く人がいるので、残念ですがここには書けません。
答えは、今度の臨床実践塾で発表します。
(前にもモートン病の治療法は発表してあります)

※今回は、素人でもできる方法を解説しますので、治療師でない方も参加できます。




臨床実践塾
日時:7月28日(日)13:00~15:00
会場:新城針灸治療院
講師:新城三六
定員:5人
費用:20.000円 (モートン病の患者さんはその場で痛みが取れます)
申込:06-6765-7622(木金土以外は留守録対応)
   shinjo36アットマークsunny.ocn.ne.jp

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