ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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頭痛:やはり頭足鍼の効果は凄いのがある(9/27の臨床実践塾準備)

2020-09-12 07:22:31 | 診断即治療と虹彩学
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こんな感じでいいですか




昨日、朝早くにメールが鳴りました。
メールを開けてみると患者さんからです。
こう書かれていました。

「おはようございます!!
 頭痛が激しいので、本日午前中空いて
いれば診て頂きたいのです。
お願い致します」

ちょうど11時が空いていたので、11時に来てもらうことにしました。
そして、11時に来られたのですが、

顔を見ると、少し赤いので、
「熱があるみたいですね?」と聞くと

「はい。37度ありますが、味覚も臭覚も正常ですので、コロナでは無いと思います」と言う。

そして、
「頭のどこが痛いの?」と聞くと、

「頭の後ろも前も、こめかみのところも痛いんです」と言う。

脈を診たら、手が熱いし、心経と腎経の脈が弱い。
ということは、頭痛の原因が瘀血の可能性もあると考えられた。
そこで、心・腎の脈を整えることを考えたのですが、

待てよ!

七星鍼法で考えると、「心≒腎」なので、プライマリーライン(督脈)の気を通しながら、心・腎を整えれば治まるはずだ!
と考えたら、「頭足鍼」が出てきた。
「頭足鍼」は、心・腎を整える方法ではないのですが、これまでの臨床で、心・腎も整うことがわかっていたからです。

つまり、熱による頭痛でもあるのですが、その熱がどこからきて、高熱になる可能性があるか、が問題になるわけです。
高熱と言うのは、多くが上胸部の異変によって起こる場合が多い。
(肝・脾・腎・腸などからも発熱はありますが、その場合は微熱が多い)
====================
平熱     36度以上
微熱     37.0度~37.9度
中等度熱  38.0度~38.9度
高熱    39度以上
====================

つまり、臓腑器官で言うと、「気管支・咽頭・喉頭・肺・心・心包」からの発熱は高熱になる可能性が高いと考えているわけです。

そして、頭足鍼で熱は下がらなくても、小指の「少衝」や「少沢」から点状瀉血をすれば、即座に熱は下げることができるので、瘀血の根本原因と思われる「腎」を整えることにした。
と言っても、「頭足鍼」ですが‥‥。

最近わかったことで、「頭足鍼」は、骨格も整えますが、骨格が整うことで臓腑も整っているように思われるのです。
ほんとに不思議な鍼です。

さて、前面の鍼が終り、今度は伏臥になって脊柱鍼(背部兪穴)をしようとした時、念のために患者さんの手を触ったら、手の熱が下がっていたのです。

「熱は下がったみたいですね」と聞くと、

「はい。下がりましたね。頭痛も治ったみたいです」と言います。

背部兪穴が済んで、起き上がってもらったら、顔の赤みは消え、笑顔が出てきたので、

「ね、ね、ね、ブログのネタに協力してくれないかな」

「えっ? 何するんですか?」

「いや、ちょっと、頭が痛い、というポーズを写真に撮らせてほしいいんです」

「いいですけど、きょうはスッピンなんですよ」と言うので、チャラ男のように、

「いえいえ、スッピンでもキレイですから・・・」と、チャラ男みたいなことを言いそうになって、プッと吹き出してしまった。

「あはは、大丈夫ですよ。後ろから撮りますので……」と写真を撮らせてもらった。

だけど、自分で開発して、自分で言うのも何ですが、「頭足鍼」はほんとに簡単な手法なのに、抜群の効果を表してくれます。

9/27日の臨床実践塾 が楽しみです。

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