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NY市場、来週重要イベントを控え様子見、NYダウ7ドル安、一方、メイ英首相、トランプ米大統領と会談、

2017-01-28 11:21:36 | 経済学
両国の特別の関係を強調(学校で教えてくれない経済学)


「トランプ米大統領は、27日、メイ英首相との会談のあとの記者会見で『両国の特別な関係は、正義と平和を示す歴史の中で大きな力の1つとなっている。英国のEU離脱は英国の国民主権に敬意を払う』と述べ、両国の緊密な関係を強調した」と28日付けWSJ紙電子版でDamianPaletta記者らが書いた。一方、「トランプ米大統領は、ぺニャニエトメキシコ大統領と電話会談し『貿易協定の再交渉などを協議した。メキシコ大統領とは非常に友好な関係にある』と述べた」と28日付WSJ電子版でMichaelC.Bender記者らが書いた。28日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABC,英BBC,ドイツZDF,フランスF2、スペインTVE、香港TVBはトランプ大統領とメイ英首相との会談は、トランプ政権発足後初めての首脳会談だった。両国が特別の関係にあることを強調したと伝えた。フランスF2は首脳会談の記者会見では18分と異例の短さだったと総括した。

28日放送の米ABCは「トランプ政権発足後初めての首脳会談となった。両国のパートナーシップの重要性を強調した。メイ首相はNATOの重要性について100%意見が一致したと記者会見で述べた。」と伝えた。外国の記者からは数多くの鋭い質問が出ていた。「拷問は良しとトランプ大統領は述べたとどう思うか」と英BBCの記者の質問にトランプ大統領は「国防長官は私と異なる意見を持っている。彼の意見に従う」と述べる様子をテレビ画面に映していた。英BBCは、冒頭「新政権後初めての外国首脳との会談となった。NATO 支持について両国は100%一致した。」と伝え、二人が会見場へホワイトハウスの執務室から出る際、トランプ大統領がメイ首相に手を差し延べる場面を映して「意見の相違は多々ある。自由に率直に意見を交わす事が重要だ。メイ首相はリーダーが会うことが関係強化の一歩だ。」と語ったと総括していた。記者会見の場で対ロシア制裁解除を聞かれたメイ首相は「ミンスク合意順守が制裁解除の大前提だ」と答えた。トランプ大統領はロシアとの関係改善に意欲を示したが制裁解除に具体的に述べなかった。スペインTVEは「両国は特別の関係にあることを印象付けようとしていた」と解説し「メイ首相はミンスク合意が果たされていない。対ロシア制裁解除は早すぎる」と述べたと伝えた。香港TVBは「トランプ大統領はメイ英首相との記者会見場で、トランプ大統領は「メキシコ大統領と電話会談をした。メキシコがアメリカを尊敬の念をもって遇しない限り会わないと述べた」と伝えた。

27日、NY市場では昨年10~12月の米GDP統計が予想の2.1%増に比べ1.9% 増だったことを材料にNYダウは7ドル安、20,093ドルで取引を終えた。NY外為市場では対円でドルが買われ、1ドル=115.01~10円、1ユーロ=123.10~15で取引きされた。NY原油(WTI)はバレル53.17ドル、NY金はオンス1,188.10ドルへ小幅反落した。来週にはFOMC会合、ISM製造業指数、2月3日には雇用統計発表を控えて様子見気分が強まった。

28日朝放送のブラジル、バンデランテスは「オリンピックを沸かせた会場の電気が止められるなど悲惨な状態にある。五輪組織委員会と費用をめぐる争いが原因だ」と伝えた。(了)

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