ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

膀胱炎の治し方

2009-05-22 09:00:52 | 診断即治療と虹彩学
この季節から膀胱炎になる人が増えてくる。
何故?

東洋医学での病因には、内因、外因、不内外因とあり、内因を精神的な面で説き、外因を季節や環境などからくる邪気で説き、不内外因を飲食労倦、房事過多、怪我、虫刺されなどで説く。


※ このスクレラだけでは膀胱炎の予測はできないのですが、膀胱炎になる共通点を見つけることはできる。


さて、膀胱炎の原因は何だろう。

一週間前に来た患者さんに、
「膀胱がおかしいですよ」と注意した。その翌週来て、
「病院へ行ったら膀胱炎と言われ、抗生物質を飲んだので治りましたが、原因は何ですか?」と聞くので、
「膀胱炎は内因でも外因でもなく、不内外因の陰性な食品が原因です」
「??????」
「砂糖や果物のような、食べると体が冷える食品のことです」
「でも、私、甘い物はほんとに控えているのですよ」
「それら以外にも、野菜で言うとタケノコやナスビ、シイタケ等々、成長速度の速い野菜は体を冷やすのです」
「あ~ッ?タケノコもですかァ、野菜は体にいいと思って毎日食べていました。それと、○ーラが好きなので、砂糖の入ってないダイエット○ーラも毎日飲んでいるのですが、それも悪いのでしょうか?」
「はい!」

幸いこの方は治っていましたので、膀胱炎の治療はしなかったのですが、膀胱炎の原因になる経絡は治療範囲に入れた。
膀胱炎の治療でおもしろい方法がある。
多分、私の講習を受けたことのない鍼灸師には理解できないと思いますが、心経や心包経のツボを選ぶのです。
七星論では、心経と膀胱経は共軛関係にあり、心経を治療するには膀胱経を、膀胱経を治療するには心経を選穴するからです。

話を戻しますと、先ほどの陰性の飲食物というのは、膀胱にも悪影響を与えますが、その前に心経や心包経にも悪影響を与えるのです。
ですから、家庭療法で下腹にホカホカカイロを当てても、鍼灸治療で恥骨の上にある中極や膀胱経を選穴しても治らない場合がある。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする