しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン

2015年07月05日 23時55分58秒 | 作品名(あ行)
第381回「フェーズ2が終了。そしてフェーズ3へ・・・」
今日はもちろん「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」です。その前に映画配給会社に言いたい。話題作りの為に芸能人に吹替えを頼むのは否定しません。私は吹替え版を観るつもりはありませんから。ですが、レイトショーに字幕版を上映しないという手段には納得できません。今回はそんなわけでいつもは行っていない場所まで字幕版を観に行くことになりました。

物語は突然始まります。前作で奪われた「ロキの杖」を取り戻すためにヒドラの隠れ家を探し当てたアベンジャーズ。総攻撃をかけヒドラを壊滅に追い込むことに成功し、ロキの杖も無事に取り戻す。杖の力に興味を持っていたトニー・スタークはソーに頼み込み、彼がアスガルドに帰るまでの数日間だけ、分析する許可を取り付ける。実はスタークにはある考えがあった。ニューヨーク決戦で戦った「チタウリ」などの地球外からの侵略に対して人間の力では太刀打ち出来ないと考えていた。そこで高性能人工知能「ウルトロン」を製作し、強大な力に対抗しうる力を手に入れようとしていた。その完成のために杖の力を取り入れようとしていたのだった。ブルース・バナーと人工知能「ジャーヴィス」と共に作業を続けていたが、突如としてそれは動き始めた。そして急速に発達したウルトロンはある決断に辿り着く。それは「平和な世界に人類は必要無い」という結論だった。その手始めにアベンジャーズのメンバーを抹殺のため、戦力を整え始めるのだった。人類を守るはずのウルトロン・プログラムが人類の最強の敵へと姿を変えたのだった。

前作でも思ったのですが、登場キャラクターが多くなるので、誰かが目立たず、誰かが目立ち過ぎてしまうのでは?と心配していたのですが、その心配は杞憂でした。それぞれのキャラクターに見せ場があり、それぞれのキャラクターの物語が見事に進んでいきます。脇役に及ぶまでその気遣いは綺麗に生かされており、次回作以降への伏線もきちんと用意されていました。残念だったのは「キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー」で登場したファルコンの場面が少なかったこと。まあそれは個人的な思いですが。

さらに今作ではハルクことブルース・バナーとブラック・ウィドウの関係性にも進展が見られます。ごくわずかですが・・・それでもハルクは好きなキャラクターなので、とても楽しむことが出来ました。心底、どうしてハルクが単独での作品が作られないのだろうか?と考えながらの鑑賞でした。本ストーリーからは外れたお話のはずなのに、2人のお話はもっと見ていたいと思うくらい魅力的なストーリーでした。作られる予定が無いのが残念でなりません。

作品としての点数は★★★★★です。もう完全に正確な採点は出来ていないと思います。よく考えればこの作品だけで楽しめる作品でないのは明確だし、お話の展開も多少強引なところはありましたが、それでもこれほど楽しめる作品は最近では珍しいので満点を付けさせてください。欲を言えば、前作で別れたアベンジャーズの面々がどのようにして再結成したのかを描いて欲しかった。まあでもそれから始めたら4時間を超える作品になってしまうでしょうが・・・。

今作で引かれた伏線がさらに次々と派生するストーリーを予感させてくれます。特に「キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー」はもはや「アベンジャーズ3」と呼んでいいのではないかというくらいの豪華キャストが予定されています。他にも「アントマン」「ブラック・パンサー」なども楽しみです。さらにはスパイダーマンの登場も噂されていますのでますます広がりを見せるマーベル・シネマテック・ユニバースが今後も私を映画館へと導くことでしょう。

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