ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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Bye bye 2013

2013年12月31日 | ルネ・シマール
 今日は大晦日
 2012年も今日で終わりです。今年はルネ友の皆さまにとって、どんな一年だったでしょうか?


 私は、実家の父が今月18日に84歳にて永眠し、27日に葬儀が済みました。
 このことについては過去ログで少し触れたものの、今まで何事も無かったようにブログ記事をアップしてまいりましたのは、全て父の他界前に書きためていたものだったからです。
 父の再発した癌の闘病生活は長く、6年11ヶ月に及びました。それでも自宅で書道塾を経営しながら、11月13日の再入院の直前まで仕事を続け、クリスマスかお正月には一時帰宅か退院を予定していたため、17日早朝からの急変は、また体調を崩しただけと全員がとらえていました。「いつ急変するかは分からない状態」と言いながら、病状と今後の方針を話す担当医も同様でした。しかし、親族が集まった時には落ち着いていたのに、深夜に一気に心拍と呼吸が減少、18日0時9分に死亡を確認。あまりに早い死に驚くばかりでした。癌治療のために使用していた薬のせいで、発熱等の症状が抑えられてしまった肺炎が死因のようでした。あまり苦しませることなく逝かせることができたことだけが救いでした。
 実は、父の遺品整理をしていた弟が、父の机の上から腕時計を見つけました。それは、私の高校入学のお祝いに、昨年亡くなった伯母さんが買ってくれたものでした。手巻き式のもので、私が独身時代にネジを巻きすぎて壊してしまい、仕舞い忘れていたものでした。父が入院した13日の金曜日で止まっていて、ネジを回したら動き始めて…。父が入院直前までネジを巻き続けていてくれたのか、たまたま同じ日付で止まっていたのかは、父がいない今となっては分かりません。でも、私が壊したこの腕時計を、父が修理していてくれたことに変わりはありません。通夜にも葬儀にもこの時計をし、父への感謝を忘れないように、毎日ネジを巻いて父を偲んでいます。
 父には入院中、息子が小学校卒業と中学校入学を控えているので、「孫の学生服姿を見るまで頑張ってね。」と言って力付けようとしていました。祖父で初めて知った「人の死」に対する息子のショックと悲しみは思いの外大きく、夜布団に入ってから声を殺して泣く日が続いていました。私も父のことを思い出すと涙が出ますが、残された者が元気に生きていくことが故人へのせめてもの手向けと考え、父亡き後の人生を頑張って生きていこうと思うばかりです。


 ルネ・ファンとしましては、今年と来年、2013年から2014年は、ルネの来日があった1974年と1975年とカレンダーの並びが同じであり、来年はルネの来日40周年を迎える記念すべき年ということで、できるだけルネの活動に合わせたり、当時の記事を紹介してきました。ルネの全曲集「GOLDEN☆BEST limitedルネ・シマール」のアンコールプレスが実現し、5月30日に出荷になったことも嬉しいニュースでしたね。
 年明け1月7日は、39年前の3回目の来日の初日でもあります。哀しみを乗り越え、まだまだ頑張ってルネ記事を書き続けていきますので、来年もお付き合いくださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。


 それでは、当時の可愛いルネの笑顔で心癒され、今年一年を締めくくりたいと思います。


 本年中に賜りましたご厚情を深謝いたしますと共に明年も変わらぬご高誼のほどをお願い申し上げます。
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