柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

世界にたった1冊の本

2008年11月18日 | 私の半径100メートル
お嫁に行く時に、両親にプレゼントをします
今まで育ててくれた感謝をこめて

自分の生まれた時から、嫁ぐ日までの
写真と思い出を、たった1冊の本にして
両親の元においていきます

こんな本を作っている方と会って来ました。

私がお願いしたのは
出産祝いにプレゼントする、赤ちゃんを迎えた喜びの本です

赤ちゃんが生まれてから、3ヶ月までの写真と
パパとママのメッセージを
本にしてもらいます

そして、もう1冊、本を作ってもらいます
それは82歳の母へのプレゼントの本です

母の姉が亡くなり、母の実家の家系は途絶えました
子供のいない伯母だったので、そうなる事はわかっていたのですが
高齢の母には、とてつもなく淋しいようです

伯母の家の片付けをしていたら
古い写真が一杯出てきました
残しておいても、知らない人の写真は
いずれ処分されてしまいます

何百枚もの写真を持っているより
母の記憶にある写真を選び
本にしてもらうことにしました

母の祖父母からの写真です
明治の初期の写真は私にも珍しものです

そうだ、母と私と弟、妹の分で4冊作くろう!

今日の午後
本つくりをお願いする方に会って
写真と資料を渡してきました

その方は色々なアイデアでいろいろな物を
作っています

お金儲けは別の仕事でして
本作りは、儲け無の仕事です
世界にたった1冊の自分だけの本を作ってあげたい
ただ、それだけで受けています

だって、楽しいんですよ

それが、その方の答えでした

知り合ったのは
もう4年くらい前になりますけど

ずっと、ご無沙汰していて
つい、この前、連絡を取りました

今でも、思いは同じです

ステキな人はステキなことができるんですね

出来上がりが楽しみです。

ちなみに、本1冊の値段は
中身によっても違いますが7000円~12000円くらいです

プレゼントにちょうど良い値段でしょう

いずれ、ホームページでも紹介しますねー