銀行の地域担当の方はお母様が突然の病気になり、ひょんなことから介護の相談に乗るようになりました。
自然と訪問時間は長くなりますが、働きながら情報を得ることができないのでホッとして帰られます。
職場の上司を亡くし1年たった営業マンは、コロナ禍で葬儀も家族だけでしたため、周囲の人が心に空虚感が漂い悲嘆からなかなか逃れられないでいる、という話をしていきました。友人知人だけでお別れ会をしたいが方法もわからないし…とのことだったのでサポートをすると伝えたら、泣きながら帰っていきました。それだけいい上司だったのでしょうね。
保険の更新に来た担当者に「保険は、今の高齢者には使い道次第で有効活用できるよね」と話したら「どうしてですか?」と聞かれ、そこから保険談義になって2時間滞在してました。
士業の方に「セミナーを開いても仕組みを専門的に説明はするが、実際の利用にはつなげられない」と嘆かれ、高齢者が自分の身に置き換えられる具体的な話が必要と答えたら、長々と深い話になってしまいました。
こういう話は信頼感を生むので、当然営業さんの対応もよくなり親切この上なく、私も色々とお世話になるつもりができます。
どの方たちも、自分の営業トークだけではここまでの流れにはならなかったはず。
こちらの聞く体制もあるけど、本筋とはちょっと外れた話も時には必要ですよね。
ご参考までに。