柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

エンディングノートを書いた方がいい、、、と思っている方へ

2019年12月02日 | 老後
先日、厚労省の家族会議ポスターが話題になりました。

私は長年遺族の会を実施しています。

その中では
「生きているうちにもっと話をしておけば良かった」
「もっといろいろなことを聞いておけばよかった」
と思っている遺族が多くいます。

家族会議はとても大事な提案だと思いますが
どんな手段をとって伝えても、万人に受け入れられることは難しいですね。
長年ブログを書いていて私自身も実感しています・・・


でもね、家族会議をできる状況って意外と難しいかも。
面と向かって真意をが伝わるか?
家族間でも力関係があって率直な話し合いができるのか?
また家族が全員集まる機会って簡単には無い気がします。

夫婦間でも真意が伝わらず言葉を飲み込む時がありますもの。


日常生活を担っている自分にもしものことがあったら、きっと家族や周囲は戸惑うことでしょう。
同居していても頭の中や心の中がお見通し、なんてことはありませんから。


エンディングノートの便利さはそこにあると私は思います。



60歳以上のエンディングノートの認知度は約90%ですが
作成状況となると10%に届きません。
しかし「近いうちに」「いずれは」作成したいという人は50%を超えます。

エンディングノートは「自分の意思を書き示したい」
「自分自身が考えをまとめたい」方にうってつけです。

他人の影響なく書くことができますから。
また、終末期に向けてとるべき対策が項目別になっています。方」


「エンディングノートは書いた方いい」と思っている方は是非実行してみてください。


このブログでも書くための後押しをしていこうかと思ってます。