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柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

福島での骨葬に立ち会いました。

2017年03月08日 | 葬儀の世界
福島県で葬儀に立ち会わせていただきました。

ここで通夜は行わず
告別式の朝に出棺して火葬をします。

お骨で帰ってきて告別式、三日、七日の法要になります。


故人最後の姿を確認するのが身内だけ、という点が気がかりでしたが
伺ってみると納棺に立ち会った人が44名

都会での葬儀に匹敵する人数といえるほどでした。


8時過ぎには納棺、

9時前には出棺です。


この慣習を遠くの親戚にもきちんと告知できたなら
問題ないのかもしれませんね。

時折、故人の顔が見られると思って告別式に出たら
すでに遺骨になっていてショックを受けた、という話を聞きます。




火葬場から戻ると会葬者が集まり遺骨にお焼香をして
軽い昼食をとって帰り
葬儀式にはまた身内のみになります。

火葬場からの戻りが遅くなると
会葬者は故人(遺骨ですが)にも遺族にも会えず終いになってしまします。



通夜がなく昼間の会葬だけだと
仕事をしている人にとっては葬儀参列が難しくなるかもしれず
近い将来には、ここでも葬儀形式が変わるかもしれないなーと
思った次第です。

近所や友人が立ち会えない分
地域の組内さんという役目の方たちが
納棺からずっとお身内に付き添ってお手伝いをしていました。

寒い朝でしたが、心温まる葬儀に立ち会いました。