柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

良い葬儀社の見つけ方、その3

2012年11月20日 | 葬儀の世界
良い葬儀社を見つけるには
その葬儀社で葬儀を行った人に、話を聞きましょう

実際に葬儀を出した人にしか、解らない話が聞けます

・病院から葬儀社に電話した時の対応が事務的か?安心させる対応をしましたか?
・病院にお迎えに来てくれた時の対応は丁寧か?故人を大切にしましたか?
・葬儀の打合せに入った時の対応は、遺族の想いを聞いてくれましたか?
・遺族の要望に「出来ません」が多くなかったですか?
・遺族の不安や、心配を解決してくれたか?
・体調を気遣ってくれましたか?
・親戚や近所に人の関わりも考えてくれましたか?
・答えを急がせる様子はなかったですか?


以上のように、葬儀の前の葬儀社の様子を聞くのも良いでしょう


また、葬儀が終わって、ホットした時に
葬儀社に良い印象を持っていなければ
その葬儀社には問題があると、考えられます

葬儀に関しては大きな失敗がなければ
葬儀を無事に終えた安堵感から「良かった」と感じるものです


喪主を中心とした遺族には、葬儀担当者は非常に気を使います
喪主や遺族は葬儀社にとっては代金を支払ってくれる人達ですから
優しく、きめ細かく対応するのは当たり前なのです

しかし、親族や、葬儀受付等のお手伝いをしてくれた人
また会葬に来てくれた人たちにも葬儀社の対応を聞いてみないと
良い葬儀社だ、と判断するのは早計です



・葬儀の問い合わせ(日時や、場所、供花の支払いなど)をした時に、不親切だった
・式場までの案内や式場内の案内が、不親切だった
・困ったことや、聞きたいことがあっても、どの人が葬儀社の人か解らなかった
・手伝いに行ったのに、説明をきちんとしてくれなかった
・社員同士の私語が多かった
・会葬者への言葉使い、礼儀が悪かった
・料理や返礼品の係の対応が悪かった
・出棺までの手順が悪く、会葬者を長時間待たせた
・出棺の後に、まだ会葬者がいてもさっさと片付け始めた
・宗教者への対応が雑だった
・人前で関係業者を怒鳴りつけていた


故人の為に集まってくれた人々に不快な思いをさせるのは
遺族にとっても嫌な事です

喪主家族だけでなく、葬儀に関わった人たちの声を聴くのも大事です