柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

葬儀社の方が上?一流店の対応が・・・

2011年10月08日 | お仕事
今日は母のお伴で琥珀展に行ってきました
開かれた場所は、ロシア連邦大使館です
めったに入れない場所なので興味津々でついていきました

要はロシア協賛の琥珀の販売会です
各百貨店や宝飾店が顧客をご招待しています

母は杖では体を支えきれないので
歩行を補助する手押し車が手元にないと歩けません

会場に入るとロビーは大きな受付があり
10社以上が各自のお客様を迎えています
受付以外でもロビーのあちこちに
お客様を案内するスタッフが立っています

全員が黒のスーツを着ていますが
立ち姿が大使館に似合わなく、汚い
片足に体重をかけ、、もう片足は横に開いている(かったるいのかな?)
大股開いて、後ろで手を組み立っている(偉そうだけど!)
この場所に、この格好?とびっくり
自分のお客様が来ると
愛想よく、腰を低くしてお迎えに上がっていますが・・・


展示場は2階でした
優雅な長い階段を上がらなくてはなりません
エレベーターは事務室にある為、使用できないとか
ここで、母は大苦戦です
手押し車は孫が持ち、母は階段の手すりにつかまって
一歩一歩慎重に上っていきます

この階段を大勢の方が上がり下がりしています
その中には、展示場の販売員もいます
数人で固まって歩き
歩行困難な老人に気遣う人は一人もいませんでした

これなら、最近の葬儀社の方が、優しいのではないですか?

多分、自分の店舗内なら全部が自社のお客様なので
もっと気遣いすると思いますが
ここでは、自社のお客様だけを見つめて、他の人には
無関心です

あら、まー

琥珀はさすがロシアが協賛しているだけあって
色も、形も、デザインも豊富で
価格も想像していたより、手ごろな物も多く、
見るだけでも、楽しめました


帰りがてらデパ地下によって買物をしましたが
荷物を持って、母の誘導をしながらエレベーター前に来ると
一番端のエレベーターが来たと教えてくれた人がいます
見ると、近くで食品を売っていた方が
わざわざ、売り場から出て
エレベーターを開けて待っていてくれました

たしか、このデパートも
あの大使館にいました!

あら、まー

世の中、注意して見てみると
実に面白い、ですよ